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2006.06.02
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カテゴリ:事件
この地に、蛍の里と呼ばれる場所がある。

えっ!ほたる~!いいな、すてき~!などと
メルヘンチックに浮かれて行くと、ありゃりゃのはずれ、期待はずれ。

が、嘘ではない、時節になって覗くと確かに
ちゃっかん蛍の一匹や二匹は探せば見つかる。

今年はたくさん見れるやろか?
浮き浮きして行って
小生が何時もだまされる場所である。

そこは遊歩道も付いていて涼しげで、夕方の散歩などにはよろしかろうが
蛍の時刻には、止めたがよいな。

うっそうとした木々の間を歩くのはとても怖い。
蛍の里だけに、照明はまったく無い。お先真っ暗・・・
道を踏み外して、小川に転落もありえる。

この頃は、蛍の少ないのが知れ渡ったと見えて
訪れる人もめったになく、ほとんど無人。

それが、余計怖さをかもし出して、此処の蛍鑑賞は肝試し。

小生などは、勇気ををふるって、毎年蛍を探してみるのじゃが、
風に吹かれた柳の枝などが、ホホをなでたりすると

蛍よりも何かが出てきそうなイメージが膨らんで、我慢も限界。
もしやちびるかも?・・・だな。

そうなると、居もしない蛍はやめて、
一目散に駐車場へ戻るのだが

駐車場の脇にある、蛍の形をしたトイレの目が、
遠くの車のヘッドライトに反射するのか、怪しげに光ったりすると

お~ぶるぶる!
もう此処にくるのは止めとこ!と、いつも思うのだな。





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Last updated  2006.06.02 21:03:45
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