わたしの部屋

小生などには信じられない話である。

子供の給食費不払い・・・

その話を聞いて「えっ！日本はそんなに貧しくなったのか？」
小生は大いなる勘違いをした。

そうではなかった。
彼等は立派な家に住み、子供に携帯を持たせ
その使用料は、月６万を越えることもあるという。

なんともはや・・・いうべき言葉が見つからぬ。

単に、払いたくないというだけの話である。
「義務教育だから国が払うべき。あんなまずいものに金を払えない・・・」
平然と云い放ったのにはあきれる。

その他、モーニングコールを要請する親とそれを請ける教師の情けなさ。

図書館の本を切り取る大人・・・最早犯罪行為。

救急車をタクシー代わりにする軽症患者・・・もうこうなると心が病んでいるのである。

このような、モラルも品性も欠けた新人類の出現には唖然！
何でも有りのやりたい放題なのである。

戦後日本人が手に入れた自由とは、果たしてこんなものであったのか？
自由の履き違えもはなはだしい・・・と思うのは小生だけか？

こんな現象を垣間見ると
日本はどこか狂い始めているような気がする。

こんな、破廉恥な新人類が
巷を席巻し始めたら、この先この日本は、一体どうなってしまうのだろうか？

今、教育基本法が見直されているが、国家１００年の計は教育である。

知性を磨く事は大切である。
が、道徳や理性や品性を育むことはもっと大切である。

人間として、どう生きなければならないのか、
人間として一番大切なことはなにか？を中心にすえて教育してもらいたいものである。

人間の本当の価値とは、地位、財産、名誉、学歴、家柄など
この世的価値観を剥ぎ取り、裸になったところに残るものであろう・・・

それは行為そのものであり無形のものである。それこそが財産であり宝である。
この頃そんなふうにふと思う。