わたしの部屋

ウクライナは現代のカルタゴになってしまうのか？

ウクライナが1991年末にソ連から独立した時点で
兵士780万人、戦車6500輌、戦闘車両7000輌、大砲7200門、軍艦500隻、軍用機1100機
そして1240発の核弾頭と176発の大陸間弾道ミサイルという、
当時世界第三位の核兵器保有国だった。

もちろんこれはソ連邦の軍隊であり核である。

ソ連も、まさかウクライナが独立するとは
思っていないから
要衝であるウクライナに主力を置いたのは理解できる。

ともあれこの軍事力に世界は震撼する。

「米英露はウクライナの領土的統一と国境の不可侵を保証する」
という内容の議定書を突きつけ、核放棄を迫る。
　
が、当時のウクライナの指導者の姿勢は、国益護持から程遠かった。
指導者達は米英露の要求をすべて呑み、
無条件に３年間で、すべての核兵器を放棄する。

つまり結果として、独立と平和への憧れを
軍備の放棄にゆだねたことは、どこか日本に似ている。

しかし、ここのところは、誠に以て不思議である。

なぜならば、ウクライナほど、
ロシアの本性を知っている者はいないのだから。
今思えばやはり、核弾頭を振りかざしてでも死守するべきだった。

彼らはかつて、ソ連共産党から、どれほどのむごい仕打ちを受けてきたのか？

1932年、共産党による集団農業政策の失敗と飢饉。

スターリンは、これはウクライナ共産党のせいであると難癖をつける。
そして、彼は現実を彼の解釈と一致させようとした。

まさに、共産党の麦は良く育つは、彼らの恐るべき信条だ。

したがって、飢饉は、ウクライナ人のせいとして扱われる。

あらゆる穀物は、1932年、
さらには1933年にウクライナ人から没収され、
数十万人、さらには数百万人が餓死したと伝えられている。

1932年11月から12月にかけて、モスクワの厳しい政策は
たとえば、農民は都市に行って物乞いをすることも許可されない。
誰ひとりウクライナ共和国を離れることもできない。

モスクワ共産党の銃口が背後から狙っていたのだ。

共和国全体が一種の刑務所になって、
飢えている人々はどうすることもできず
このことは、20世紀におけるヨーロッパで最大の
政治的残虐行為(ホルドモール）として知られている。

その時の餓死者は、400万人とも700万人とも、
あるいは1000万人以上ともいわれ
未だに正確な数字は伝えられていない。

その恨みが骨髄にまで染みているはずのウクライナが
米露の圧力に負け軍縮を進め、軍と核を手放した結果が、
2014年のクリミアであり、今回のロシアによる侵略を呼んだことになる。

プーチンは今、ウクライナの非武装化を求めていると言う。

しかし、これに従えば、まさに現代のカルタゴだ。

翻って平和ボケ日本

憲法9条教の狂信妄信者、マスメディア
チャイナのジェノサイドを見て見ぬふりの、銭ゲバ商売人
反日教育を推し進めて来たGHQのポチ、文部省

反日日本人の狂気はプーチンやキンペイと共振している。


嗚呼、そうなると、明日の日本は
今日のウクライナになるのかもしれない。




一句



三月の砲火憂いるばかりなり


☆ブログランキングに参加しています。
応援よろしくお願いします。↓

人気ブログランキングへ
にほんブログ村
​失敗しないベッドの選び方​
転職応援します

浅草ブランデーケーキ 1本入 価格：2473円（税込、送料別) (2021/9/13時点) 楽天で購入