カテゴリ:日常のこと
わたしはこれまで、EV車なんてゲテモノだと思ってきた。 が、ここにきて、素晴らしいEV車が出て来た。 それは、日産「サクラ」であり三菱では「eKクロスEV」として販売されている。 EV車の最大のネックは、車両価格と航続距離の短さだった。 充電箇所の少なさは、EV車の普及とともに増えてくるであろう。 テスラが航続距離 560kmでどんなに素晴らしいと言っても 新車価格が548万円となれば大衆車とはいえない。 わたしに言わせればやはりゲテモノだ。 さて、「サクラ」そして「eKクロスEV」である。 この車はNMKV(日産と三菱の共同会社)によりリリースされた。 どちらの親もさほどパッとしない低迷している会社で ニッサンはゴーンによって漸くながらえた。 三菱はスペースジェットでこけた同族だ。 ダメ同士が合わさってもどうせアカンだろうとくくっていたが どうして、どうして、予期せぬ良いものを出してきた。 と言っても三菱はEVでは知られたる老舗だ。 「サクラ」そして「eKクロスEV」のひな型は 三菱の「i-MiEV」であろう 初代三菱 i-MiEVは 2009年07月にリリースされている。 「サクラ」そして「eKクロスEV」はスペック的には「 i-MiEV」と さほどの違いはないが、その内容は月とスッポンほどに違う。 それは第一に走行性能であり、運転支援システム搭載だ。 それにも関わらず、売れ筋グレードならば 「EV」への補助金を使えば180万円で買えるという。 いまや軽自動車でも200万超えはザラの時代だ。 軽自動車程度の価格で高速道路も安定して走れる走行性能と乗り味。 このようなEV車が買えるとなれば、そこそこの需要があるのではないか? ただし航続距離に関して言えば 往復で120Km(カタログ値は180)というから長距離使用には向かない。 また家に充電設備がない環境では、一々充電に出向かねばならないという面倒もある。 これは毎日使うものからすれば非常に億劫なことだ。 そこで、もしかしたら、充電設備のあるマンションに引っ越す人が出てくるかもしれない。 あるいは、充電設備を付けたいがために、一戸建てを購入する人が出るかもしれない。 EV自動車が普及してくると、社会的変化は住宅にまで及ぶかも? また、充電場所が日本全国津々浦々にあるコンビニなどにできる可能性もある。 売電規制がゆるみ広がらなければ、EV車の普及は望めないからだ。 そして発電側も今のままではダメだ。原発推進は避けて通れない道だ。 発電所で化石燃料を焚いていてはゼロエミッションにはならない。 EV車を造る過程や廃棄の過程での環境負荷も気になる。 安価で高性能なEV車の出現は、社会構造そのものを変えるかもしれない。 そして、この安価で高性能であるが、唯一の欠点、航続距離の短かさを帳消しにする使い方は 通勤や買い物など往復120Km程度はEVで、長距離にはレンタカーを使う。 という使い方が最もコストバリューに優れる。 なにも長距離用と普段使いの二台持つ必要はない。 多分、ほとんど90%はEVで賄える人が多いと推察する。 ということで、安価で高性能なEVが普及すればするほど 年に数度しか乗らない高級車はいらなくなる。 10年後の自動車メーカーの形態が様変わりする。 一句 暗殺の怒り収めよ梅雨戻る ☆ブログランキングに参加しています。 応援よろしくお願いします。↓ 人気ブログランキングへ にほんブログ村 失敗しないベッドの選び方 転職応援します お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2022.07.17 13:55:26
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