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2024.03.10
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カテゴリ:まつりごと



先日、YouTubeチャンネル「ニュースあさ8」で、有本氏が
日本保守党の、東京15地区立候補予定者の飯山陽氏の遊説中に

ある方に名刺を渡したら

「?…」と怪訝そうだったから
「日本保守党です。飯山陽がご挨拶に回らせていただいております。」
と挨拶すると

「日本保守党?あんたら防衛費増額だよね。ならこの名刺イラン!」
と突き返されたんですと。

その方が言うには、なんでも
軍備を増やすと戦争になるそうです。

「わしゃ平和主義だから、そういう政党は支持できん!」だと。

まだいるんですね。こんなお目出度い平和主義者が…

こういうノー天気な方は

カルタゴがなぜ滅びたのか、一遍オベンキョした方がいいよね。

ということで、カルタゴがなぜ滅びたか?について
簡単に解説している「新しい歴史教科書をつくる会」理事の、
山本茂氏の記事を引用し以下に紹介します。

   カルタゴはなぜ滅びたか!?

    憲法改正に反対して、絶対的平和主義を叫ぶ人々がいる。耳に快いがただの願望であり、現実的効力は何もない。私は「絶対的平和主義」という言葉を聞くたびに古代都市カルタゴの運命を想起する。歴史は過去に起こったことであり、未来に起こることでもあるからだ。

    フェニキア人が北アフリカに建てたカルタゴは、新興ローマと三度戦って三度敗れた。ポエニ戦争である。とりわけ紀元前202年の第二次ポエニ戦争は、英雄ハンニバルひきいるカルタゴ軍が致命的な敗北を喫している。

    勝利したローマはカルタゴに過酷な要求を突きつけた。領土の没収、武装解除、自衛を含む対外戦争の禁止、銀1万タラントを50年に分けて支払う賠償金――。500隻の軍艦が、市民の面前で焼き払われた。

    1945年の日本の敗戦に瓜二つである。軍隊・交戦権を奪われ、神道・神話教育・武道まで禁止された。私は教科書に墨を塗った世代である。

    カルタゴは絶対的平和主義を掲げ、貿易に専念して経済大国になった。戦後日本も同じ道を歩いてきた。わずか7年で戦前レベルに回復し、23年目に自由主義経済圏で第2位の経済大国になった。

    経済大国になったカルタゴだが、つねにローマの監視下にあった。

    ローマの大政治家、マルクス・ポルキウス・カトー(前234~前149)は間もなく賠償金を払い終わるカルタゴを警戒し、元老院で演説するたびにカルタゴ産のイチジクをかざして叫んだ。

    「わがローマから海路3日のところにこのような見事なイチジクを産する国がある。この財力によって兵を備え、わがローマの強敵になるであろう。カルタゴは滅びねばならぬ」

    カルタゴは穏忍自重し、宗主国ローマが外征するたびに小麦など食糧を大量に提供して経済協力をしてきた。

    あるとき、カルタゴの使者がローマ元老院で「わがカルタゴ人はローマ人とともに3人の王と戦った。マケドニアのフィリップス王、シリアのアンティコス王、マケドニアのペルセウス王……」と演説し、たちまち嘲笑を浴びた。「血も流さずに何を言うか!」

    1995年の湾岸戦争、日本は多国籍軍の一員として1兆3000億円の資金援助をしたが、感謝も尊敬もされなかった。約2200年の時空を越えて、カルタゴのジレンマは日本のジレンマと出会う。

    前150年、隣国ヌミディアが侵略し、カルタゴ市民は反撃した。これを条約違反と咎めるローマ軍が大挙して侵攻し、第三次ポエニ戦争が起きた。非武装だったカルタゴは滅亡し、街は17日間も燃えつづけた。貿易によって豊かになった市民は、パレスティナの死海から採られた高価なタールを屋根にふんだんに塗っていたからだ。

    絶対的平和主義は美しいイデアだが、無責任な感傷にすぎない。そのイデアを掲げて発布されたのが日本国憲法である。だが、今なお多くの国民は歴史に学ぶことなく、それを「平和憲法」と呼び、うっとりと陶酔している。


カルタゴが残した教訓、軍備が確かでなければ国が亡ぶ

まさに山本氏の言うように
現代の日本はカルタゴの写し鏡のようだ。

アメリカはかつてのローマであり
戦勝国連合の一員である「チャイナやロシア」もしかり。

その証拠に国連の敵国条項には、未だ日本の名前が記されている。

アメリカは、日本を占領し、今になっても軍隊を置いて監視している。

日本が戦前のような再軍備しないように、重工業には手かせ足かせをはめて
どれほどの制約を設けてきたのか?

生かさず殺さず、ずっと貧しくが彼らの本音だ。
だから、様ざまな手を使って日本の手足を縛る。

日本が経済成長しないように、
繊維、家電、鉄鋼、農産物、半導体、建設、通信、自動車…などなど、
日本が伸長してくると次々難癖をつける。

チャイナはアメリカとは異質だが、
こちらも趣を変えたローマであり、世界に覇を唱えようと躍起です。

すでに満州、モンゴル、チベット、ウイグルは手中にし
香港を吸収した今、早晩、台湾に進出するだろう。

言うまでもなく中共は日本をも狙っている。

中共は「沖縄はチャイナ領」といって憚らない。

そのような国がお隣に存在しているのに
「防衛費増額は戦争につながる」とは、いったい何を考えているのでしょうか?

富国だけでは国を失います。
それはカルタゴが証明している。
富国と強兵、ともに確立してこそ国は守れる。

そしていちばん重要なのは、普通に戦える軍隊であること。
現在のような、自衛隊に手かせ足かせをはめた
憲法9条を抱えていては国を守れない。

今、目の前に中共が押し寄せても
いちいちお伺いを立てなければ反撃もままならない。

そんなんで、どうやって戦えますか?
敵は竹槍で攻めて来るんじゃないんですよ。

えっ!日米安保があるから、アメリカが守ってくれるってか?
バカ言っちゃいけないよ。なんでアメリカが日本のために血を流すか!
わたしがアメリカでもケツをまくりますよ。

まして次期大統領はトランプの可能性が強いっていうじゃない?
彼が再選すれば、在日米軍だって引くかもわからない。
彼の本質はモンロー主義だよ。

そしてトランプは今、日米安保どころか、不法移民対策で頭がいっぱいなんです。

日米安保なんかあてにしてたら国を滅ぼします。
日本は日本人が守るんです。この覚悟なくして国防ができますか!

またウクライナは、核を放棄したがゆえに侵略された。
これは皆さん周知の事実です。

忘れてならないのは、日本のお隣の
チャイナ、北朝鮮、ロシアの3国は、いずれも核保有国であることです!

だから日本も早晩核武装すべきです。

トランプが日本から米軍を引くと言ったら
これ幸いに、核武装を持ち出したらいい。
原潜を10隻ほど買うてやる、とか言ってな。

日本には優秀なロケット技術があり、プルトニウムだってある。

そのためにも憲法9条の改正が急務と言える。


今日の一句



軍事費は増やすなかれとボケの花



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Last updated  2024.03.12 15:09:43
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