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2004/07/31
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昨日は、
「ガーデンクオーツは、名前がはっきりしていない水晶のうち、
緑泥などが入っているものをひとまとめにして呼んでいることがある」
……というような話でした。

本来の主旨は、選ぶ人が石の中にガーデン(庭=世界)を
見つけ出さなければ、ガーデンクォーツにならない、
つまり、水晶の内包物を「見立てる」ことが、
「ガーデンクォーツ」を「創造」することなのでは?
(見立てられなければ、単に内包物入り水晶)
ということだったのですが、
今日は、その続きで「名前モノ」です。

水晶の形態を現す用語(?)にはいろいろあります。
専門的なところでは、「双晶」とか「平行連晶」など。
でも、石好きさんのあいだでは、
「イシス」とか「ダウ」とか「グランディング」とか、
「セプター」「カクタス」「エレスチャル」などの用語(?)の方が
一般的かもしれないですね。

これらの用語に付随する意味に重きを置くかどうかは
人それぞれですが、石を説明するには確かに有用です。
「表面に微細結晶が付いて、ザラザラした状態」
と説明するところが、
「表面がドゥルージー」
で済んでしまうのですから。

この用語も、いろいろと分類できるのですが、
その分け方のひとつに「客観的な用語」と「主観的な用語」があると思います。

これは、私が半ば強引に分けてしまったものですが、
たとえば、ファセット(錐面)に五角形の面があるから「イシス」、
七角形の隣に三角形、以下同様に7・3・7・3と続くのが「ダウ」
落雷の痕跡が残っているから「ライトニングクォーツ」
……のように、
名称の条件が決まっていて、それに当てはまる物に冠される名前は、
誰が見ても「なるほど、『イシス』だ」と納得できる「客観的な名前」といえます。

では、「主観的な名前」には何があるかと言いますと、
昨日の話題でもある「ガーデンクォーツ」。
形状的に明確な定義はなく、クラックやインクルージョンの様子が、
何となくデーヴァ(精霊)のように、あるいはそれが宿るように見えるという、
「デヴィックテンプル」。
これらは、良く言えば「見る人しだい」ですから、主観的な名前と言うことができます。
身も蓋もなく言えば、「残り物に何とか名前を」(ごめんなさい)。

さて、前置きがものすごく長くなってしまいました。
今頃ですが、本題です。
今日の話題は、この主観的用語に分類される(と思う)ものでありながら、
その形ゆえに「名前を付けずにはいられない石(水晶)」。

ガーデンやデヴィックが「石に意味を見いだして名前を付ける」物であるのに対し、
名前を付けたがゆえに、新たな意味を持つようになった石。

カテドラルクォーツです。


正式(?)には、カテドラル・ライブラリーと言うのでしょうか?
カトリーナ・ラファエルというクリスタルヒーラーが名付けたそうですが、
このネーミングには、「座布団3枚!」という感じです。

複雑に入り組んだ異形の形は、「大聖堂(カテドラル)」という名前を得たとたんに、
まるで大聖堂そのもののようなイメージを放ち始めます。

いくつものポイントは、尖塔に、
数え切れないほどの面は、聖堂の窓に。
内部の虹はステンドグラスに……。
形だけ見立てではなく、
「大聖堂」という言葉そのままに、
何か精神的なものを、重ねられてきた英知とでもいうべきものを、
内部に秘めているのではないか……という
想像すらかき立てます。

こう言って良ければ、
石の姿に「大聖堂」を見て名付けたものが、
名付けられたことで「大聖堂」に付随するイメージすら
持つようになったのだ……と言うことなのかもしれません。

この「カテドラル」、(私にとっては)残念なことに、
これもカテドラル? と言いたいようなものが
その名前で(しかもけっこう高く)売られていたり、

これはカテドラル? エレスチャル? と
迷ってしまったりと、いろいろですが
(カテドラルでエレスチャルな石もありなんでしょうね)

個人的意見としては、
(1)何と言っても「大聖堂」(少なくとも建物っぽく)見える
(2)ある程度の大きさがある(高さ、太さ共に)
という2点を満たして欲しいと思うのですが……。

それを満たしていると思うのがこれ↓です。



すべてブラジル産です。
左側は、左下の小さな写真を見てもらうとわかるように、
シトリンの上にスモーキーが被さったセプター水晶ですが、
見る方向によってはみごとに大聖堂!

右上は、全体がスモーキー。
個人的にはカテドラルのスタンダードと言いたい形です。
内部には縦に幅広のクラックが入っており、
華麗な虹が出ます。
「虹をつかまえる」の写真参考)
左下は、私がイメージするカテドラルとしては最小。
長さは約8cm。
「大」とはちょっと言えない「聖堂」ですが、
写真正面に見える「入り口」から光を入れると、
(写真右下のポイントです。屋根のある入り口に見えませんか?)
中央部にすばらしい虹が出る技ありです。

実は、「金色の石の謎」で出したシトリン(ブラジル産)は、
長さ3.5センチくらいの小さいものなのですが、
「カテドラル」として売られていました。

確かに普通のポイントとは違い、
双晶であることを示す複雑な柱面をして、多くの面を持っていますが、
この小ささ、細さで「カテドラル」というのは、
ちょっと役者不足かも……という気がしてなりません。

私は多くの「クリスタル用語」を、説明のための「記号」として用いてしまいますが、
「カテドラル」は、その枠を超えてイメージを支配する、
「力ある名前」なのかもしれません。





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Last updated  2007/12/01 12:54:50 AM
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フォレスト@ Re:”メタ”からアゼツを考える。(09/28) アゼツライトは水晶にもならないただの石…
スターブラリー@ Re:名前を使う、意味を使う(10/08) この写真に掲載されている水晶は、販売予…
spiranthes@ Re:Vサイン!(11/15) 55度24分のベローダ(Belowda)式双晶かもし…
販売者@ Re:分りやすいです。(09/30) スーパーセブンが、過去くず石だったとい…
通さん@ Re[4]:深紅であるはずの石(12/10) わ!わ!こちらにお返事をありがとうござ…

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