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虚空座標

2007/09/28
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”メタ”

さて、財布の中身を魔物に喰われた石イベントでしたが、
情報という、目に見えない収穫もあります。
イベント会場は、石好き仲間との、おしゃべり&情報交換&石見せ会場でもあるので、
石を買いに行くというのに、石をたくさん持って出かけます。
ですから、イベント初日のKUROを捕まえると、写真のモデルになった石をご覧いただけます(笑)。
(2日目からは身軽なことが多いです)

さて、今回の石見せ会では、ふと思いついて、
先日紹介したアフガニスタン産の塊状ローズクォーツを持っていき、
「メタモやジラソルは強くてきつい」という話をしてくださった
石好きさんに、何を言わずに握っていただきました。

その結果は、予想通り。
「ふつうのローズクォーツと違う。きつい感じがする」

この結果によって、”メタ”クォーツの話を聞いて以来、
漠然と考えてきたことに、一つの筋道が見えてきたように思います。
メタモやジラソル、そしておそらく”メタ”であろうと思われる
アフガニスタン産塊状ローズが、
「塊状」「オパレッセンス」「見かけによらず、強くてきつい」という
共通点を持つということは、
”メタ”、つまり地中で圧力や熱による変成作用を受けていることに
何らかの関係があるのではないか。

ローズクォーツだから、スモーキー・クォーツだから、
カテドラルだから……という、色や、形だけでなくて、
石が形成され、掘り出されるまでに経てきた環境も、
石のパワーといわれるものに何らかの影響を及ぼすのではないか。

物理的な要素がそのまま石のパワーにつながるとは思えませんが、
今まで”メタ”であることがほとんど問題にされなかった
メタモやジラソルが似た傾向を持ち、
似ているという側面から逆に石が成長した環境をさかのぼると、
やはりそこにも共通点らしきものがある……というのは、大変興味深いです。

で、さらに考えました。
「塊状」で「見かけによらずハイパワー」。
残念ながら、オパレッセンスを示すとは思えませんが、
アゼツライトも、(見かけ上)ある程度は
”メタ”クォーツと似た傾向を持っています。

アゼツライトは、鉱物学上は普通の石英である、
それを、イメージ的な効能書きを付けて法外な高値で売るのはいかがなものか……と
ところによっては物議を醸しています。

私も、アゼツは石英であると思います。
しかし、アゼツライトがただの石英だからといって、
それが何だというのでしょう。
ヒマラヤ水晶も、レムリアンシードも、ロシアンレムリアンも、
そのほかいろいろパワーがあるといわれる水晶たちも、
すべて「ただの水晶」でもあるのです。

分析すれば、二酸化珪素、SiO2かもしれない。
パワーを別にしたら白濁した石英かもしれない。
でも、アゼツなんて普通の(あるいは質の低い)石英じゃないかという人がいる一方で、
アゼツには何らかのパワーがある、と言う人も多くいらっしゃるわけです。

ネーミングと効能書きと、お店の雰囲気による思いこみだとしても、
イメージの側面からは、アゼツライトという石には、
そこまで思いこませる何かがあるとも言えるわけです。

ちょっと話がずれました。
アゼツは、「塊状」で、「見かけによらずハイパワー」な石。
少なくとも、初期に見かけたノースカロライナやバーモント産のアゼツはそうでした。
たいていは白濁した半透明で、量は少ないものの、
ピンクバージョンがあるところも似ています。
今では、透明なものやら、結晶形のもの、ゴールデンオーラやゴールデンヒーラーの名前がくっついたもの、
はたまたアゼツではないとか何とか言われているインドのサチャロカ産までありますが……。

あくまでも推測ですが、
初期の、お世辞にもきれいとは言えなかった、
「白濁してひびだらけの石英のかけら」状のアゼツは、
もしかして”メタ”クォーツの一種だったのではないでしょうか。

一方で、結晶形のアゼツは”メタ”クォーツだとは思えません。
結晶形であるということは、最後まで周りに空間が残っていたということ。
その状態では”メタ”……つまり圧力などが加わるとは思えません。

アゼツは、ノースカロライナやバーモント産であるといわれますが、
州のどの位置、どの産地、あるいはどの山脈、鉱山という、
詳しい産地情報は出てきていないように思います。
仮に一カ所からの産出だったとしても、
地中で”メタ”クォーツが作られたあとに、新たに水晶が結晶し、
同じ産地から”メタ”クォーツとそうでない水晶(石英)が
両方産出することもあり得ます。

(あくまでもイメージ上の想像ですが)
普通の水晶(石英)にプラスして、熱や圧力という
「地球(大地)の力」が加わった”メタ”クォーツには、
普通の水晶よりも強い、あるいは違うパワーがあって、
初期のアゼツには、”メタ”なものが混じっていて、
それを手にした人が、何らかの「普通の水晶にはないパワー」を感じ、
それによっらハイパワーないしアゼツというイメージが作られたのだとしたら。
それはそれで納得できるし、とても興味深い。

ただし、今現在流通しているアゼツのすべて、
辛口に言ってしまうと、ロバート・シモンズ氏のヘブン&アース社が扱っている
アゼツのすべてが”メタ”だとは思えません。
産出量が限られていたと言いながらつぎつぎに販売され、
白濁した石英状だと思っていたら結晶形が、ゴールデンヒーラータイプが、
ゴールデンオーラタイプが……と、新しいタイプが出てくるようすは、
個人的に納得できかねます。

本当は、自分でパワーやバイブレーションとやらが感じられれば、
もっとおもしろいんですが、
世の石のパワー(バイブレーション)がおわかりの皆さんにお尋ねしたい。

ジラソル、メタモ、アゼツ……これらにはどんな違いと共通点があると
感じておられるでしょうか。

ご意見お待ちしております。






Last updated  2014/12/23 11:39:59 PM
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フォレスト@ Re:”メタ”からアゼツを考える。(09/28) アゼツライトは水晶にもならないただの石…
スターブラリー@ Re:名前を使う、意味を使う(10/08) この写真に掲載されている水晶は、販売予…
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