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ワインヲタ入門生のチラシの裏

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2009年12月05日
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カテゴリ:ドイツワイン

先日のワイン会のワイン、続いてはドイツ、フランケン地方のワインです。
シュタインバッハ・シルヴァーナー・グローセス・ゲヴェックス05。生産者はシュロス・ゾマーハウゼンです。350年の歴史を持つワイナリーですが、1968年に現当主ヨハン・カスパー・シュタインマン氏が畑とワイナリーを入手してから品質の大きな向上がありました。シュタインバッハは最大斜度80度という急勾配を持つ、このワイナリーの最優良畑で、日照の多さから冬でも雪が積もらないとか。そして、近年ではドイツのグラン・クリュともいえる「グローセス・ゲヴェックス」となりました。
セパージュはもちろんシルヴァーナー100%。価格は写真のお店で4700円。

色は薄い黄色。青みと少々のツヤがあります。

香りは、酵母っぽさや微かなクッキーのようなニュアンス、それに土っぽさ、白胡椒などのスパイスといった要素を感じます。また、メロンのようなニュアンスや、吟醸香的な香りもあります。柑橘っぽさも感じますが、グレープフルーツよりはブンタンや橙など、和の柑橘の印象が強くあります。その他、花の蜜のようなニュアンスも感じられました。

味わいは、まさに「辛口」といった印象で、果実味は繊細。酸はきっちりで、酸っぱい印象までは行きませんが、果実味よりは前に出ています。旨みが強く、この辺は他のドイツワインと比べるとやはり独特な印象です。ミネラル感は強く、細身ではあるものの力強さも感じられるミディアムボディです。

会では、カニと柑橘のジュレの辺りから開けて、様々なものと合わせてみましたが、やはりウニとは好相性。口の中ですぐにマリアージュ、というわけではありませんが、余韻のレベルで香りが混ざり合い、良い印象を残してくれます。
また、辛味大根の乗ったサワラの握りとも相性がよく、サワラ自体との相性はもちろん、辛味大根とワイン双方の爽やかさが混ざりあい、引き立てあってよい相性を見せてくれました。他にもラディッシュなどの野菜類との相性に期待できそうです。

男性的、と評されるフランケンワインですが、まさにそのような印象です。ミネラルの硬質感と力強さ、シビアさすら感じる辛口っぷりが印象的でした。
お鮨などの鮮魚との相性は、まさに鉄板というべきでしょう。生臭みが際立つなどという事はまずなさそうです。





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最終更新日  2009年12月05日 23時35分57秒
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