テーマ:ワイン大好き!(30276)
カテゴリ:イタリアワイン
今回からはまた平常運行です。今回はイタリア北部、エミリア・ロマーニャ州の白です。 ピニョレット2009。生産者アルベルト・テデスキは州都ボローニャの南西にあるモンテヴェーリオという地域のワイナリーです。自然公園二ほど近い場所に畑を持ち、葡萄栽培はビオロジックを実践しています。ピニョレットとは、この地域の地場品種だそうです。 セパージュは、そのピニョレット100%。価格は、写真のお店で2499円。 色はツヤのある黄色。もう黄金といってもいいレベルです。 香りはバターや木材、クリームやナッツ、それにカラメルっぽさと樽系のニュアンスがしっかりあります。そこに、白い花やグレープフルーツ、ライム、リンゴ、少々の蜜っぽさ、それに乾燥ハーブ、ドライアプリコットやマンゴーと言ったものが加わりました。 味わいはしっかりドライですが、口当りは優しく、旨みも穏やかなものが後口にかけて広がる感じです。酸も結構穏やかで柔らかいですが、芯の部分には強さを感じる酸です。ボディは、香りの印象ほどごつくは無くミディアム程度。軽やかさすら感じます。後口には軽く苦味も。 個人的には単独で飲むのも割とありな感じですが、食事と合わないわけではありません。 ナポリスタイルの生地のマルゲリータとクワトロフォルマッジと合わせたところ、マルゲリータのトマトの甘みや酸味、クワトロフォルマッジのチーズのまろやかな旨みや塩分とよく合うほか、生地の香ばしさと香りがいい具合でした。 その他、ネギマの焼き鳥(塩)も結構いいつまみになりました。やはり、鶏肉などの白い肉は好相性なようです。 なんというか、シャルドネのようでちょっと違う、といった感じのワインでした。香りの派手さは北イタリアらしいなという印象ですが、口当りや味わいの優しさはビオらしくもあります。 もうちょっと瓶熟させてみても面白い銘柄かもしれません。 にほんブログ村 「ワインモア」でこの記事をチェック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年05月13日 13時26分44秒
コメント(0) | コメントを書く
[イタリアワイン] カテゴリの最新記事
|
|