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テーマ:小説(1372)
カテゴリ:Z消滅の光景
SK消滅の光景■セクター宇宙連邦軍、ビット大佐の目下の悩みは、奴らの流入だ った。まったく奴らミレニアム信徒はひきも切らさず、この星へやってくるのだ。 一体、何のためにこんな辺境の星へ この小説のURL : https://ncode.syosetu.com/n8420gh/6/ 消滅の光景 第6回 カド博士の家に向かうチヒロとラミーは滅びの戦士達の攻撃を受ける。ラミーの力がチヒロを助ける。 消滅の光景 第6回 作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所 http://www.yamada-kikaku.com/ 滅びの戦士達は超合金のコンバットスーツで身を固めている。特権階級であ るとないにかかわらずヽ人々を殺戮しているのだ。彼らは特にミレ ミアムアム信徒を目の敵にしていた。 カド博士の家はシティの郊外にある。市街地から飛び出したチヒ ロのエアーカーに上空から黒い物体が襲ってきた。チヒロの反射神 経はあやうい所でそいつを避けた。 が車はチューブードライブーウェイの側壁に激突した。一瞬チヒロ はコックピット内でしたたか体を打ち、気を失なった。 ラミーも身動きしない。 上から3つの黒い物体が降下してきた。 彼らは手に電磁ヤリを持っている。彼らがまたがっているのは卵形 をした、ホーと呼ばれる生体メカの一種である。 ロボット体の中に一部分動物の神経不が埋め込まれている。 一種のサイボーグであり、機械獣よりも反応速度が早いのだ。 このホーは黒いコンバットスーツに身を固めた滅びの戦士達 の意志を読みとり、自在に動くのだった。 「とどめをさせ」 戦士の一人が命令した。 戦士がホーに乗ったまま、チヒロの様子 をうかがいながら、近づいてきた。動かないチヒロの体を見付けた 戦士は、電磁ヤリを持ち上げ、ねらいをさだめる。 電磁ヤリは一撃で一万ボルトの電気を放電し、物体を炭化する。 電磁ヤリが突き出された瞬間、チヒロの体は気を失なったまま、 空間移動した。 『チヒロ、目をさまして』チヒロの意識の奥で声が響く。 激しい衝撃がチヒロの体を貫らぬき。チヒロは意識を取り戻した。目の前に 再び、電磁ヤリが迫ってくる。体をかわす。レイ=がyを出そうと する。ない。エアーカーの中で落としたようだ。 ナヒロは今、自分 が空間で行動していることに疑問を感じてはい なかった。 急に手の中にレイ=ガンが出現した。チヒロの方へ突っ込んでくる戦士の目 の前まで引き付け、手を狙い、レイ=ガンの引き金をしぼる。ホー が襲い、チヒロははじき飛された。しかし体には傷はない。戦士は 両手をレイーガンでやられ、電磁ヤリを落としていた。ヤリはチヒ ロの手の中に飛び込んできた。チヒロは電磁ヤリを構え、戦士に投 げつけた。 電磁ヤリは戦士の体を貫ぬき、放電する。轟音がした。戦士 の体は異色の超合金コンバットスーツごと、吹き飛んでいた。残 り二人の戦士が近づいてくる。 電磁ヤリがまた、彼の手に戻ってきた。戦士は二手に分かれ、チ ヒロを挾み撃ちにしようとする。両サイドから突き込んでくる。ヂ ヒロの体は金縛りにあったように動かない。戦士のヤリが彼の皮膚 にふれようとした時、チヒロはテレポートしている、エアーカの 残骸の側に立っていた。上空では、勢いあまった戦士のヤリがお互 いを貫いている。大爆発がおこった。 チヒロには今まで自分の行動が夢のように思われた。 自分にはテ レポート能力もデレキネス能力もないのだ。 エアーカーは燃え続けている。中にいた少女ラミーはどうしたの だろう。目の前の空間にラミーは疲れた表情で現われた。 「ラミー、一体、君は」 「そう、私は超能力者。今の事件で私の能力はわかったでしょう。 カド博士の家へ向かわねば」 「エアーカーはこの通りだ。君のテレポート能力でもあそこまでは 距離がある」 「心配しないで」 消滅の光景 第6回 作 飛鳥京香(C)飛鳥京香・山田企画事務所 http://www.yamada-kikaku.com/ #消滅の光景 ランキングに参加中。クリックして応援お願いします! 人気ブログランキング にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.04.06 14:31:14
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