テーマ:中国&台湾(3304)
カテゴリ:ぼくの食堂
また台北に来ております。
前回おそれいった客家料理の店で別の料理を食してみました。 今回は3人で行ったので6種類注文できてハッピーです。 さっそく、どんな料理だったかご紹介です。 (↓ 前回の体験記) http://plaza.rakuten.co.jp/yizumi/diary/200709210000/ 今回いちばん感心したのは 「ヘチマ入りの蟹味噌スープ」 “蟹黄絲瓜”。 目に鮮やかな薄緑の若いヘチマを切ったのが黄金色のスープに盛大に泳ぐ。 じつはヘチマは、数少ない「わたしが嫌いな食材」なのであります。 ゴーヤーも大好きのわたしが。 日本でヘチマの料理を出す店って、ほとんどないはずです。 ヘチマはね、苦くはないのですが、不思議に泥臭いのです。「なんでカネを払ってまで食べなきゃいかんのだ?」と思わせる。 食感も「スカッ」じゃなくてスポンジめいた「スカ」です。 だからメニューに“絲瓜”という字をみたとき、 「お、客家料理店ではどう勝負してくるんだい?」 という興味が先に立ったのですね。 食べてみると、たしかにヘチマに泥臭さはのこるものの、蟹味噌スープの濃厚さと打ち消しあって、すっと入ってゆく。 ヘチマと蟹味噌スープが互いに「口直し」になっている。 黄と緑のあざやかさに触発された部分があったのか、大きなドンブリから何度もお替りしてしまった。 それと 「ゆがきワラビの香味ドレッシング+マヨネーズ添え」 “涼拌過猫”。 盛りつけに工夫がありました。 細いワラビをゆがいて1.5~3センチくらいの長さに切り、それをのっぽでスリムなシュウマイの形にきゅっとまとめて、香味ドレッシングをささっと散らした平皿の上に6個のせ、それぞれのてっぺんにちょこんとマヨネーズとトマトの小片をあしらってあるのですね。 箸でつまむと、ワラビはほろりとくずれます。 その瞬間のちょっとした驚きがいいわけです。 ねとついたところのない、フレッシュ感あふれるワラビでした。 ほかに食したのは、 「高菜漬と豚肉と梅肉のスープ」“客家福菜鍋” (超豪華梅茶漬けをスープだけ出されたような……) 「三枚肉の冷シャブの発酵豆腐味噌添え+ミニトマトの蜜煮」 “腐乳三層肉” (隠しメニュー。ご飯がすすむ。ミニトマトのつけ合わせがにくい) 「中華クルトンと牡蠣の塩炒め(生姜風味)」 “油条鮮{虫可}” (これまたプリプリの小さなカキと油条(ヨウティアオ)との食感コンビが絶妙) 「ゆでタケノコの細切りの塩タマゴ黄身和え」“鹹蛋玉筍” (目に麗しい。粉っぽい塩タマゴの黄身とゆでタケノコの味感のバトル。たくさん食べるものではないが、口直しに食べるならいける) 後半の3品は、↓このブログの写真の7枚目、9枚目、10枚目です。 http://www.wretch.cc/blog/amykaku&article_id=9523970 今回行ったのは、前回行ったところの姉妹店で、 “桐花” 民生東路3段7号 tel(台北02)2518-2766 場所は便利ですが、やや大衆的。 前回の南京東路5段は場所は不便ですが、インテリアがよかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Oct 18, 2007 09:32:07 AM
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