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2007年12月09日
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カテゴリ:人類
2007年11月と12月の再放送でNHKのサイエンスZEROの特集で篠田謙一(国立科学博物館人類研究部研究主幹)によるミトコンドリアDNAから日本人の起源に迫る研究が紹介され、最後にこうしめくくった。

研究の中で感じているのは、
ミトコンドリアDNAは私たちがもっているDNAの中のごく一部で、母から子供に伝わっていく。だから自分自身のDNAを見ていってどこにつながっているのかを最初に考える。次にそれが集まっていくと、これは日本人全体がどういうふうに出来上がっていったんだという話になっていくが、さらに見ていくと、実は日本人の出来上がり方というのは、東アジアで人の動き方の一部だということがわかる。

それをさらに奥を辿っていくとアフリカからでた世界にいった人たちがどういうふうに動いて今の私たちができたのかという話につながっていく。

とかく肌の色だとか、文化、習慣の違いで人間というのは他の国の人たちと違うと考えるけれども、先祖を探っていくと、どんどんみんなが同じところに帰属していく。最終的にはアフリカの1人の母親に入っていき、つながるんだと。
みんな遺伝子を共有している集団なんだ。今世界にいる人間とはそういうものなんだというのがなんとなく見えてくる。

コメンテーターの東大の佐倉統教授の感想である。
遺伝学とは、遺伝子というのは、人種の違いだとか、差別を固定化し逆に助長するものと批判されがちだが、そういう面ばかりではなく、こういうことから人類を見ることによって、実は肌の色とか文化の違いを超えた部分で人類の共通性がわかってくる。そういう世界観、人間観をもたらせてくれというのは遺伝学のすばらしいところで、そういうほうでも遺伝学の知識が活用されて人種の対立だとか、戦争とかなくなる平和な社会の実現するのに貢献してくれる。

国とは、世界とは何かを考えさせられるが、篠田謙一の著書「日本人になった祖先たち―DNAから解明するその多元的構造」とあわせて、石川九楊の「漢字がつくった東アジア」をあわせて読まれたい。東アジア、ひいては世界をありのままに見ることができるようになる。

漢字がつくった東アジア





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Last updated  2007年12月09日 18時11分24秒
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