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カテゴリ:IT(ICT)
新IT革命のつづき。
安くて高性能 ”中小”にチャンス クラウドコンピューティングを用いて新たなサービスをはじめたのは、コープさっぽろ江別店 ある生協組合員は週に2回買い物する。 最近会員登録したコープさっぽろが提供する組合員専用の会員サイト「わたし専用ホームページMyトドック」 IDを入力すると2日前に買った商品と一覧が表示される。 買い物履歴や原材料の生産地、添加物情報などを表示。 このサービスはグーグルのサービスを利用して運用している。 コープさっぽろがグーグルに利用料を支払う。 コープさっぽろのIT推進室の担当者はいう。 「似たようなものを自社で開発した場合に、サーバや回線を用意したり管理の人件費が莫大にかかる。」 自社で開発すれば数億円かかるようなサービスを、中小企業が格安で顧客に提供できる。 グーグル エンタープライズ部門担当社長 デイブ・ジロード氏 「中小企業は高価なサーバやソフトウェアを導入できないことが多い クラウドコンピューティングは中小企業にこそメリットがある。」 一方グーグル側にとっては、組合員に自社検索サイトやメール利用により広告収入の増加が期待できる。 巨人マイクロソフトも動きだした。 クラウドコンピューティングに2008年10月27日にロサンゼルスで参入発表。 「ウィンドウズ ライブ」 個人向けに12月から無料の25Gのファイル保存サービス開始した。 転換点 アスキー総合研究所 遠藤諭所長 「今までのネットはみんな情報を寄せ集めて見るとか、参照系というか見る系だった。 クラウド・コンピューティング(情報処理)そのものがネットで出来るようになり、そこからいろいろなものが新たに生み出されるということなのだ。」 巨大なコンピューターに進化しつつあるネット上の世界、ネット企業側からみればあらたな技術を使ったサービスを開発できる場だ。 そこでグーグルなどアメリカの大手は、ネット上にそれぞれの技術を持ち寄り、それを融合させている 新しいサービスを提供しようと動き始めている。 「ネットのものを組み合わせることで新たなサービスが生れそうだというある種胸騒ぎというか、すごい大きなパラダイムシフトが起きつつあるわけである。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009年02月08日 22時43分29秒
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