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写真とは何か。
読んで字の如く、「真(まこと)を写す」のが写真である。 日本に写真が入ってきたのは江戸時代後期。 当時のカメラは単純なレンズが付けられフィルム無しのいきなり焼付けであった。 シャッタースピード(撮影時間)も数分間というものであった。 この時代に「写真」という日本語が生まれたのである。 当時は誰が撮っても真はひとつで結果は同じ。だから写真なのだ。 しかし、近年、カメラが普及して、シャッタースピードも一瞬を撮れるようになると、写真は個性を得たのだ。 つまり、同じ現実ではあるが、撮影者の立ち位置、瞬間の選択、レンズの選択、そして人間性によって作品が異なるようになったのだ。 例えば、動物好きの畑正徳さんがクマを撮ると、クマには畑さんの愛情が伝わっているため安心している。だから良いクマの写真が撮れるのだ。 写真という作品には、その人の人間性が表現される。 「真実とはひとつのようで多様である。なぜなら、見る人の人間性によって判決が異なるから。」 デバス・ボゥイ 博学研究家 横尾けいすけ Yokoo・D.B.Keisuke cayman450s@yahoo.co.jp お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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