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2010.08.25
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カテゴリ:健康・医療

先日、ビタミンK欠乏性出血症の生後2か月の女児に対して、ビタミンKの代わりに「レメディー」を与えられたが死亡し、その母親が「レメディ―」を投与した助産師に損害賠償を求めて提訴しているそうです。

僕は整体師ですし精神の世界にも興味を持っているので、ちょっとコメントしたいと思います。

レメディーはホメオパシーの技術です。ホメオパシーとは下記のとおりです。

ホメオパチー【 Homopathie】
(ドイツ)一九世紀前半、ドイツのハーネマンが提唱した治療法。すべての病症を、それと同様の症状を起こす薬物の微量をもって治療するというもの。同毒療法。類似治療法。(大辞林)

ホメオパチー【(オランダ)homoeopathie/(ドイツ)Homopathie】
《「ホメオパティー」とも》病症と同様の症状を起こす薬を用いて病気を治療しようとする方法。例えば、下痢に下剤を処方したりする。19世紀初めの民間療法。ホメオパシー。(大辞泉)


今の風習では下賤な話しですが、下痢の時に下剤を飲まされたらキツイですね!(笑
そりゃぁ、出る物が全部出てしまえば下痢も治まりますね。
メチャクチャな感もしますが、18世紀頃まで、西洋医学の中心といえばこれが本道だったのです。今では、薬などで毒(菌やウイルス)を叩くのが正道ですが、当時は薬が無かったため、毒を叩くのではなく毒を出す事が流行っていました。例えば、アメリカの初代大統領ジョージ・ワシントンは晩年に病気に罹ったのですが、当時のアメリカの一流医師の治療は患者の体にメスを入れ、血を出す事でした。当時西欧では血液に毒が含まれているから病気になるのだという医学でしたから、とにかく治るまで血を抜くんです。当時の記録が残っていますが、ワシントンの病気が治らないから何度も何度も血を抜いてしまい、結局はワシントンは虚血で死んでしまいました。
今の時代から見るとメチャクチャですが当時は本気の医療だったんです。ホメオパチーはその後の発想ですが似たようなものですね。
ちなみに中国の漢方はそれよりもっと前から、今と変わらない漢方薬が存在していましたから、西洋医学よりも300年近く先を行っていたことになります。凄いことです。
ホメオパチーはそういう過去の技術なのです。

過去、つまり大昔は、魔女やバンパイヤの存在も信じられていました。だから、体の毒を出せば解決するという発想もアリだったわけです。

それで、ここから慎重に聞いてもらいたいのですが、ジョージ・ワシントンはダメでしたが、効果の有った人も沢山居たのです。つまり血を抜いたり、同じ毒を入れられたりして治った人が少なくなかったのです。
それが歴史的な事実なのです。

ビジュアライゼーションの話を何度かしましたが、思う事は現実に成るからです。
当時の人は魔女を本気で信じていたからこそ、魔女がいたのです。
日本でも菅原道真公が死後に怒っていると本気で信じていたからこそ、天満宮建立にまでなったんです。
本気で信じれば成る時もあるもので、毒を飲めば治ると思えば治ってしまう時も事実、有るのです。
僕は、これも気だと思います。つまり、毒や血を抜くのが身体に効果が有ったのではなく、精神に効果が有って、良いホルモンや気力が出て治ったのだと思うのです。
整体だってそうです。筋肉を揉んで柔らかくなるのでなく、心がリラックスするから筋肉が柔らかくなるのだと思います。

で、今回の裁判は厚生労働大臣まで出てきちゃって、大事になりました。
助産師は看護師より“上”の資格ですから、そういう人が医師の指導外の治療行為をしてもらっては困る。
また、訴えた母親にも首を傾げる。最近出産された方なら分かると思いますが、今時、産科で助産師の活動は子どもの生み方と育て方の指導であって、病気の治療を助産師から聞く事自体が、母親としておかしい。普通、医師に伺うだろう。訴えられる方も訴える方も、どうかと思う。

赤ちゃんが何故亡くなったのかというと、答えは明白だ。
乳児にはホメオパチーを信じられなかった、基、ホメオパチーを知らなかったから効果が無かったのだ。
治療する側の力よりも、患者側の力が治癒力には大きい。
名医なんかどうでもイイのだ。大切なのは自分を治そうとする自分の力だ。


横尾けいすけ Yokoo Keisuke
mail to cayman450s@yahoo.co.jp






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最終更新日  2010.08.26 00:24:23
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