カテゴリ:輪廻転生
絵本作家の佐野洋子さんが亡くなりました。5日の午前、死因は乳がん、享年72歳。 2004年に乳がんと分かって以来、手術や闘病を続けていらしたそうです。 お疲れさまでした。 彼女は後に170万部を越えるロングセラー「100万回生きたねこ」を作成しました。 この絵本は小学校の図書室で読んだ記憶が有ります。輪廻転生の必要性について書いてあったのですが、当時の僕には理解出来ませんでした。 理解は出来なくとも、不思議と記憶に残っていて、43歳になった昨年に読み直したのでした。以下が読み直した時の感想です。 「100万回生きたねこ」佐野洋子 http://plaza.rakuten.co.jp/1966yoko/diary/200902090000/ 「100万回生きたねこ」 再考 http://plaza.rakuten.co.jp/1966yoko/diary/201008200000/ 僕は佐野さんのお陰で、僕は輪廻転生を知ることが出来ました。 輪廻転生という生まれ変わりが真実か否かは問題ではなく、「人間は何のために人生を送るのか」という一番大切な事を教えてくれた方でした。 改めて、「100万回生きたねこ」について記したいと思います。 ここに登場する猫は100万回生まれ変わり、その記憶を持ちます。毎回全ての命で、猫は飼い主から溺愛されます。王様から泥棒まで主人は色々でしたが、みんな愛してくれたのです。 でも、猫は全ての人を愛せませんでした。 最後の100万回目の命で、猫は 白い雌猫のおかげで愛することを知ることが出来ました。正しく言うと、始めは恋だったのですが雌猫が先立った時にそれは愛に変わったのです。 愛する事が出来た猫は、もう生き返る事はありませんでした。 この世で生まれ変わった佐野さんと再会出来るとか、あっちの世界で彼女といつか必ず会えると思うと、死別なんか悲しくありません。長旅に出る友人を憂う程度の寂しさです。 佐野洋子さん、また会いましょう。ありがとう。 横尾けいすけ Yokoo Keisuke mail to cayman450s@yahoo.co.jp お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.11.07 07:06:54
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