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テーマ:今夜のばんごはん(49797)
カテゴリ:いろいろ
そろそろご飯が炊けるという頃に、電話が鳴る。見知らぬ番号なので無視していたら、次は叔父さんの番号からかかる。出たら叔父ではなくその息子の従兄弟から。「これから迎えにいくから夕食をご一緒に」って、そんなご飯炊けたのに~。先の見知らぬ番号は、電話で話したことなんてないと思われる従兄弟の番号だった。
築地のまぐろ卸で働く従兄弟とは15年ぶりぐらいだ。しかし年中日焼けしているスポーツマンタイプでいつまでも若々しい。いまもバスケにサーフィンに釣りと、アウトドア三昧らしい。奥様とはさらに結婚式以来ではないか。この人もエアロビやっていてスリムでしっかり筋肉がついていそうな人だ。車は8人乗りの改造GMワゴン。リアシートでは天井からテレビが降りてくるという装備があって、ネオンみたいな照明装置もあって、なんかすごいのね。左ハンドルのままだし。最近はシティホテルのパーティーやディナーショーでまぐろの解体ショーを披露しているという。なんかかっこよすぎるよ。どうも父方筋はマジシャンとかマグロ屋とか変り種が多いなあ。 それよりも! 問題発生! お年玉だ! どうしよう。細かいお札とポチ袋がない! スワコンビ二へ。こういう時は本当に便利だ。ちゃんとお釣りはピン札でくれるし。 聞けば杭州から妹(従姉妹)も一時帰国しているという。ということは、子供は一体何人だ? お年玉なんてずっと一人勝ちしていた自分は、人にあげるのに慣れていない。社会人になってもしばらくは親からもらっていたし、フリーの頃はプーと同意だと思っている資産家の親戚からもなぜかもらっていた。そんなダメ大人だったから、どんな顔して小さな子供にお年玉を渡せばいいのかわからないよママン。なにしろ一人っ子だし、離れて暮らしている親戚縁者とは正月に顔を合わせることもほとんどない。 従兄弟の子供2人はいい加減大きいはずだけど、中国在住の従姉妹は3人の子持ちのはずだ。神よ…! 到着早々トイレの中でポチ袋にお札を分配して準備完了。中国では乳幼児の出国制限があるらしく、連れ帰ったのは真ん中の女の子一人だった。ちょっとラッキー!(ひどい従姉妹だよ、まったく>自分) 食卓には築地直送のマグロ2種といくらとたらばとたこなど海の幸てんこもり。まぐろおいしすぎ。特にトロ! 口のなかで噛まずに溶けますとも! 昨日のもおいしかったけど、なんか質の違いをみせつけられた気がする。加えて奥方お手製の煮しめと雑煮といなり寿司。そうそうこの稲荷寿司には見覚えがある。お煮しめおいしいよ。材料がみんな大きく切ってあるのが当家とは違うけど、「遅い時間に買い物行ったら鶏肉がもうなくて」といいながら、油揚げを結んで鶏肉に見立てていたり、なかなかやるなあ。関東の菜鶏雑煮も個人宅のものは初めていただく。本当にあっさり、シンプル。こぶだしに日本酒と塩だけかあ。これでは確かにお餅が入らないともたないかも。 叔父は中国の孫に夢中で、ネットにムーヴィーカメラを接続してずっと会話しているし。杭州との2元中継のお正月。ご主人のリーさんも相変わらず若い。日本企業の投資誘致についてしばらく従姉妹と会話をする。従兄弟には冷凍マグロの上手な解凍方法を伝授される。そうかあ、塩水アルデンテかあ。それは気づきませんでしたよ。勉強になるなあ。 というわけで時間はあっても集中して本も読めない元旦であった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.02 00:56:14
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