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テーマ:猫のいる生活(136043)
カテゴリ:ねこ
休日、自分が家にいると、猫たちは寝てばかりいるくせに自分の近くにいようとする。
リビングだったら足元のホットカーペットか、テレビの上やピアノの椅子の上で自分の見える場所に寝ている。 午睡をむさぼろうと寝室に入ると、いつの間にかベッドの隣の枕に黒い子がやってきてくるんと丸くなる。もう一匹はベッドサイドのキャットタワーのてっぺんか、足元の毛布の上か。 枕元で安心しきって眠っている猫を見ていると、もう一生この子らと離れたくないと思うな。 もう世界中、それほど行きたいところもないし、数日間の出張や短い旅行ですら、猫たちが心配でおちつかない。人ごみや世の中の流行や刺激には、もう飽き飽きした。 人間との恋愛は長続きしないのに、猫には常にらぶらぶな自分はおかしいのだろうか。 頼られていることの幸せが実感できる生活と、室内飼いにしておくことへのうしろめたさがないまぜになる。 今日はモーツァルトをやっとオーケストラと合わせて(もちろんレコードだ。ペライア版の全集を持っていた)、ピアノもガツガツ弾いて、小説の続きを読み終えて、A-durのコンチェルトをエンドレスにして鳴らしたまま半分読んだきりの漫画を手にベッドにもぐって、1時間ほど午睡。目覚めると同じ場所で猫が寝息をたてていて、なんだかいいようのない充実感に満たされた。好きな音楽と好きな本と猫と睡眠。なんてお手軽な。なんて経済的な(笑)。 自分の家を手に入れたことも大きい。賃貸の頃は、どうしたって落ち着かないから休みの日でも一日中家にいるなんてことはなかったのに。このまま一生部屋から出ずに猫とぬくぬく暮らせたらどんなにいいかと思う。引きこもり万歳! さあ、これからお風呂に入ろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.08 14:43:03
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