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2007.05.02
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カテゴリ:いろいろ
7日に代休をもらって5連休のGW後半、正味3日弱のあわただしい旅行に出かける。
GWの遠出は3年ぶり。仕事の予定がギリギリまで不明だったので、イタリア在住の友人に格安チケットを手配してもらって、「取れたら行こう」ぐらいに考えていたら、4月中旬になってオーケーの返事。ただしアムス経由なので、乗り換えが必要だが。

今回は、これで最後になるかもしれない人との再会と、オペラとお城(といっても美術館と博物館)めぐりと墓参り(笑)。どこも何度か行ったことのあるところなので、基本はまったりのんびりだが、おそらくこの時期は世界中の観光客が集まってくるので、人ごみはある程度覚悟しないといけないだろう。

最後に訪れたのは2001年だから、6年ぶり、ユーロになってからは初めての渡墺だ。
きっかけは年末にもらった一通のクリスマス&ニューイヤーズカード。
かの街を訪れるたびに会いに行っていた、市庁舎地下の酒場でハープを弾いているおじいちゃんから「今年で引退するから、最後に花の季節においで」と招待状が届いた。

ずっと冬しか行ったことがなく、「この街は5月になると、たくさんの花が一斉に咲いて、とても美しいんだ。ぜひ次は5月においで」といわれ続けて早10数年。もう70歳はとっくに過ぎているだろうから、本当に会えるのは今回が最後かもしれない。
人ごみ苦手で、オンシーズンはずっと避けていたのだけど、知り合ってからは、時間のある限りついでに維納に寄った。もちろんこの街自体、こじんまりしていて大好きだけど。
ご自宅にまで呼ばれて、奥様の見事なビーダーマイヤーのコレクションを見せていただいたり、お手製の激甘なアプフェルシュトレーデルでお茶したりもいい思い出。音楽だけでなく、建築や心理学留学で在維納邦人は多いにもかかわらず、数年に1度しか行かない自分を、なんだかすごくかわいがってもらった。

観光客のいないオフシーズンに、客のほとんどいないホールで寂しくハープを弾いていた彼に、シュトラウスのワルツをリクエストしたのがきっかけで、たちまち意気投合。休憩時間には私たちのテーブルにやって来て、お互いつたない英語でいろいろなことを話した。
ウィーンコンツェルトハウスを本拠地とする名門オケでハープを弾いていた頃、ツアーで何度も日本を訪れたことのある彼はもともと日本通。なにしろ大きな楽器で持ち歩きできないうえ、どこにでもあるものじゃないので、ツアー中はその土地のハープ奏者や指導者のお宅におじゃまして練習するのだと言っていた。だから日本人の知り合いも多いようだった。
一線を退いた後、市庁舎地下の有名な酒場兼レストランでハープ演奏をしていた。名門オケ出身者が落ちぶれて……と思ったけど、彼は単に音楽が好きでたまらなくて、実際「オケでのハープ活躍の場は少ないから、今のほうが幸せだよ」と言っていた。

99年にはご夫婦で日本にやってきて、東京滞在中は浅草や東博を案内して喜ばれた。なんだか、どれも楽しい思い出。私が「シェーンブルンの離宮まで、すごく遠いので(目の前に見えるのに、上り坂で2キロ以上ある)行けなかった」と言うと、「花の季節には行けるよ」と謎の誘い文句が。その理由を確認するのも目的のひとつ。
お土産は、お相撲好きの彼のために、絵入り番付と、力士模様のクッションカバーを調達。奥様には日本茶と粉末のお汁粉(笑)。ところで、丸5日PCのない環境なので、ブログ更新できないな~と考えていたら、期間限定で、過去にさかのぼって書けることを発見! なんて便利なんだ!
でも本は小説1冊しかもっていかないし、あとは目新しいところに行くわけじゃないので、どれだけ書くネタを持って帰ってこられるか。

猫たち、シッターさんの言うこときいて、ちゃんとお留守番してるんだよ~!






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Last updated  2007.05.02 08:49:10
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