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テーマ:映画から何かがはじまる(570)
カテゴリ:作品レビュー(日本映画)
映画「ALWAYS 三丁目の夕日」を見て、いろいろな
ことを考えた。 東京において上野駅という場所は、故郷とつながった場所 として特別な思いを持たれる場所のようだ。 しかし、それは東京より北の地域の方のみのものではなか ろうか。九州からの寝台特急はすべて東京駅が終着駅だ。 九州出身者にとって東京への第一歩は東京駅なのである。 かっての集団就職列車も九州からのものは、東京駅が終点 であったと思う。 あの映画で、上野駅を登場させ、そこに到着する六ちゃんが 東北の少女であったことは、まさにその通りで、彼女をもし 九州出身にしたら、そのリアリティはなくなるであろう。 更に彼女の名前「六子」もおそらく六番目の子どもという意味 であろうし、彼女の「いつも上からのおさがりばっかりで」と いうセリフがそれを裏付けている。 鈴木オートを出発点として、六ちゃんはどのような人生を歩んだ のだろうか。今、彼女は60歳を超えている。 「集団就職」も「金の卵」もすっかり死語になってしまったが、 彼女の世代・境遇の人達が戦後の経済成長と社会の変化に最も さらされたのではなかろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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