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カテゴリ:作品レビュー(日本映画)
そんなにひどい出来ではないが、つまらない。
何がつまらないかというと、日本列島を完全に沈めてしまわな かったことだ。日本列島は小群島として残るのである。 何故、救われたかというと潜水艇のパイロットの特攻隊精神に よって。 ほとんど脱力の結末である。 そもそも、この原作は日本列島というものを地上から消して しまって、日本人が難民として各国に点在して、さまよって いても日本人としての意識を持つことができるか?そのような 状態で日本人として生きていけるかという壮大な思考実験で ある。また、それはこれまで日本国や日本人が抱えていた意識 や思考を解き放つというものであった。 従って、小説や1973年の映画「日本沈没」では日本列島は 消失するが、ラストには日本人の再出発というイメージが強く 出ていたと思う。 今回の映画ではそういうものが全くない。わずかな国土が残って ハッピーエンド(?)である。 これでは、想像力のカケラも思考実験の志もない。 そもそも、日本沈没という素材を活かしていない。 特攻隊精神で救われ日本政府は、それを支えに国を続けるのかと 思うと、これは非常に憂鬱な結末である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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私はこの映画よくできていたと思いますよ。
小説とは違いますが、私は映画を小説とそっくりそのままに作るのに反対派なので・・・。二度同じストーリーを追ってもおもしろくない、監督のオリジナリティが出ないナドの理由で・・・。 (2006年07月23日 09時27分30秒)
結末、完全に日本が沈没してしまわなかったことに対しては柊も意外に思いました。
この終わり方では最近発売された原作の続編との繋がりがまったくなさそうで?? むしろわずかに残った国土を日本人同士で奪い合うような、そんな未来を予測してしまって 暗澹たる気持ちで映画館を後にしたんでした…。 (2006年07月23日 09時44分11秒)
なるほど、そういう結末でしたか。
愛国ムードに持っていきたいのニッポン政府にはまことにタイムリーな商業映画ですね。特攻隊精神で他国からの攻撃に備えようなどといったばか者が増えないことを祈りつつ。 (2006年07月23日 12時10分16秒)
コメントありがとうございます。すっごく嬉しかったです。
日本沈没の感想読んで笑っちゃいました。 >日本列島を完全に沈めてしまわな かったことだ 確かに どうせやるなら 潔くいっちゃって欲しいですね。 どんな国に行ってもDNAに刻まれた日本人の心は 消せないような気がします。 (2006年07月23日 14時21分55秒)
コメントをありがとうございます。
私も映画化に当たっては原作と同じでないといけない とは思いません。原作から大きく変えて傑作映画に なった例はいっぱいあります。 しかし、この「日本沈没」の場合、はたしてそれは 成功したのかと疑問を持った次第です。 (2006年07月24日 01時11分05秒)
>むしろわずかに残った国土を日本人同士で奪い合うような、そんな未来を予測してしまって
>暗澹たる気持ちで映画館を後にしたんでした…。 ----- それは充分に起きうること。 そのお気持ちはよくわかります。 (2006年07月24日 01時12分09秒)
感想を読ませていただき、同感しました。
確かに私も「カミカゼ」という印象を受けました。 国の存続を個人の意思、行動に委ね、その結果(多くの命が救われたとしても、)失われた命に対して誰も責任を取らないまま終わる、というのは非常に危険な結末ではないでしょうか。 確かに映像には目を見張るものがありました。しかし、操縦士たちに余りに多くのものを背負わせ、それを美化するような結末に強く疑問を感じました。 (2006年07月25日 23時31分21秒)
感想を読ませていただき、同感しました。
確かに私も「カミカゼ」という印象を受けました。 国の存続を個人の意思、行動に委ね、その結果(多くの命が救われたとしても、)失われた命に対して誰も責任を取らないまま終わる、というのは非常に危険な結末ではないでしょうか。 確かに映像には目を見張るものがありました。しかし、操縦士たちに余りに多くのものを背負わせ、それを美化するような結末に強く疑問を感じました。 (2006年07月25日 23時32分05秒)
旧式の深海艇で行くと言うシーン。たしか海沿いにあったと思うが、よく残っていたもんだ。
東京→福島→東京→避難所→深海艇へのヘリポート、非常時によくもまあ移動できたもんだ 福島も絵の上では燃え盛っていたのに、本当になんもおきていなかった 柴咲コウがバイクで追うシーン。よく、場所がわかったもんだ というわけで、粗ばっかりかんじちゃいました。私的には50点ですね。 (2006年07月27日 22時02分37秒)
確かに、矛盾点は多々ありましたが普通に泣けました。壊れていく日本を見ただけで涙が止まりませんでしたよ(汗
色々考えさせられます。とても人事で済む内容じゃありませんでした…!! この映画で感じたのは、普段何気なく住んでいるこの国の事が、私は自分で思ってた以上に大切だったんだなぁということです。愛国心を持つ、って良いことですよね?行きすぎはいけませんが。自国に誇りを持つって、今の日本人には大事な事だと思います。 完全に沈んだ方が良いという意見の方もおられますが、私は…少しでも国土が残って嬉しかったかな。 (2006年08月07日 11時20分37秒)
確かに、矛盾点は多々ありましたが普通に泣けました。壊れていく日本を見ただけで涙が止まりませんでしたよ(汗
色々考えさせられます。とても人事で済む内容じゃありませんでした…!! この映画で感じたのは、普段何気なく住んでいるこの国の事が、私は自分で思ってた以上に大切だったんだなぁということです。愛国心を持つ、って良いことですよね?行きすぎはいけませんが。自国に誇りを持つって、今の日本人には大事な事だと思います。 完全に沈んだ方が良いという意見の方もおられますが、私は…少しでも国土が残って嬉しかったかな。 (2006年08月07日 11時22分11秒) |
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