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2008年07月01日
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「渚のシンドバッド」を見たときは、それほど感じなかったが、
「ハッシュ!」を見たときには橋口亮輔という監督は、もしか
したら社会派ではないかと思った。
今回の「ぐるりのこと」を見たときに、これはまさにそうだと
ほぼ確信に至った。しかし、強烈にメッセージを投げかけるわ
けではない。
自分の日常の位置から、今の社会と人間関係のあり方に疑問を
投げかける。そこがいい。
カナオが法廷画家として法廷に出向く、数々の裁判を通して、
ナカオと翔子を取り巻く社会のありようが、描かれる。
それは単に背景ではなく、そのような事件が起きる社会に彼ら
二人が生きているという危機感を醸し出す。
また、カレンダーや彼らの部屋や位牌などで彼らの状況を描き
出す演出の良さ。
まさに熟練の演出という感じだ。
「渚のシンドバッド」から6年経過して発表の「ハッシュ!」
では、そのブランクを感じさせない傑作であったが、今回も
また「ハッシュ!」から7年経過してますますセンスの良さと
熟練の境地を見せてくれた。
橋口監督にブランクは関係なしということか。
次の新作はいつになるのか、楽しみである!





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最終更新日  2008年07月01日 09時59分42秒
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