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2009年02月09日
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「28歳の革命」がキューバ革命の成功への高揚していった
のに対して「39歳別れの手紙」は黄昏のムードである。
キューバに別れを告げ、ボリビアへ渡った彼を待ち受けて
いたのは軍事政権とその下での貧しい人々。
革命が起きる下地はあるが、ここでは条件が欠けていた。
それは本来は軍事政権を倒すべき政党の非協力的な態度と
人々の意思の欠如であった。やがてゲバラとその一派はボ
リビアの人々の中で浮き、追い詰められていく。
その過程が、前作と同様に硬質で乾いたタッチで語られて
いく。見ていて前作のときと同様に「実録・連合赤軍あさ
ま山荘への道程」を思い出す。
追い詰められ、やがて破滅していく点は同じであるが、連
合赤軍が自滅の道を辿ったのとは違って、ゲバラのゲリラ
軍は敵と闘って破滅していく。連合赤軍のような「仲間殺
し」の迷路に陥ることはない。それは敵が目前にいるかど
うか、また誰が敵かが明確に認識できたかどうかであろう。
ボリビアで革命が起きなかったのは、ゲバラたちの戦術の
問題ではなくボリビア人の現状認識によるものであろう。
この点は、もしかしたら、現在の日本人と非常に似ている
のではなかろうか?






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最終更新日  2009年02月09日 00時13分28秒
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