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2009年01月23日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
息子自閉くんは3年生です。

入学ギリギリまで
“校門”
が苦手で、中に入ることができませんでした。

それ以前には、そんな校門のある
“学校”
に近付くこともできませんでした。

入学までに少しずつ少しずつ練習をして、
校門から中に入ることができるようになりました。

…でも入学式には出ることができませんでした。

体育館に入れなかったのです。
“カーテンをひいてある”体育館に。

入学式は寒い日でしたが、正装した私たち家族と養護教諭は
ドアの閉められた体育館の外から中をのぞいて“参加”しました。

カーテンが閉まったからといって真っ暗になるわけでも何でもないのですが、

息子自閉くんには
“カーテンが閉まった、構えた雰囲気”
がダメなのです。
さあ、何かをしますよ、って感じが。

だからもしも
中ではドッチボールをしていた、としてもカーテンが閉まっていたらもう無理です。

…これは過去を振り返っているわけではなくて、
もうすぐ4年生になる今も変わりません。

愛想はいいし、ペラペラしゃべって
(一方的ですが(^_^;))
好印象を受ける、得なキャラ
(こういう場合は損ともいえる)
なので、
未だに
“普通なのに親が甘やかしている”
“本人のわがまま”
なんて思われたりするのでイヤになっちゃいます。

だから障害児教育の苦手な校長なんかは、ナントカ式の日に体育館に入るのをしぶっている自閉くんに

『dokidokiくん、ほら、体育館に入ろう』

と、あれよあれよと引っ張り入れてしまい、さらに周りの状況のわかってない先生たちが

『わぁー入れたやん。dokidokiくんすごーい』

などとアベコベにほめたりするので、本人はズタズタで

『すごくないっ!!』

と体育館を飛び出してしまい、

『体育館に近づくと誰かに無理矢理入らされる』

とますます悪循環で現在に至っています。

たかが体育館に入るだけで…

なのですが、
今の本人には
“入ったことをほめられる”
よりも、
“入りたくない気持ちをくんでくれる”
ほうがずっとずっとうれしいんですよね。

でも“先生”にはその理屈がどーしてもわからないらしく
“ほめるべき場面”がいつであるかを考えずにほめてくれる。

“パニックにならない=まだマシな方”
だと思われているのがなんとも悔しくて情けない。


…支援学級担任ですら、1年かけてやっとこさ、わかってくるものなのだ…、

と、私も経験でわかってきたので“その他の先生”には、あまり期待はしていないとはいえ、
せっかくの学校、一人でも多く大人の味方は欲しいので、
先生たちに話をする機会が欲しいなあ~なんて思っています…。

(って今の校長である限りは無理なのですが^_^;)

話を戻して、
今は、できる限りカーテンを閉めずにいてもらうように
支援学級担任が働きかけてくださっているのですが、
一方で、そんな強引校長&その他先生のおかげで、未だに引きずっている息子です。

でも幸い、体育館の体育は大丈夫です。

だったのに。

先週水曜日、給食の調理場の湯気に反応して非常ベルが2時間目に作動しました。

非常ベル…
これがこれまた自閉くんの苦手で、避難訓練には参加できず、毎回大変なのですが、

(これも音の質というよりも“突然”を嫌がります。
だから時報がわりにメロディが鳴る掛け時計も、
恐怖のあまりそれがある場所には立ち入ることができません。
時計は少しなら読めるのにもかかわらず嫌がるので、
過去に私達が気付いていなかった時に、沢山の嫌な経験を積んだんだろうな…
と思います…)

これが突然鳴り出して、
体育館で体育をしていた自閉くんにも誤作動だとわかったものの、
すっかり警戒心MAXになってしまい、夕方にはグッタリしてました。

(これまたパニックにさえならなきゃ
『ガマンできてるやん』
などと見られる)

…それから1週間経った一昨日のフリー参観の2時間目。

私は娘の方の参観に出ていたのですが、突然非常ベルが鳴り出しました。
何回も何回も。

また調理場の湯気に反応した誤作動でした。

自閉くんは体育館で体育でした。

とっさに先生が自閉くんをつかまえて耳を押さえてくれて、大混乱はしなかった、
と後で聞きました。

よかった…

…ところが帰って晩御飯を食べていると自閉くんが急に

『体育館の体育はもうやらない』

私は非常ベルの誤作動が
(水)2時間目に重なっていたことは、その時には気付いていなかったので、
自閉くんが何を言っているのかよくわからなかったのですが、

『体育館で体育したらまた、鳴るじゃないか』
『体育館で体育をしなかったら鳴らないかもしれんよ』
『体育館で体育をしなかったら大丈夫』

と、連発するのでようやく話が見えてきて、納得。

翌日、支援学級担任に話すと、先生もびっくり。

表面上は耐えていても水面下では大変な思いをしていたのだ…みたいな。

これで
『(水)2時間目の体育館での体育』

もできなくなった自閉くん。

たかが誤作動されど…あーあ。でした。

体育館が遠ざかります。








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最終更新日  2009年01月23日 09時36分34秒
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