公務員だって税金払ってるし
昼のラジオ番組でDJが「国の予算が少ないというのに公務員給与のUPとかはおかしい、民間企業は下がっているのに」と言ってたけど、この人、うちの姉(国家公務員)みたいにここ5年近くベースアップもない、役職的には上がったはずなのにむしろ減っているということに関しては何も知らないんだろうな。 というか、公務員給与UPの話はマスコミの恰好の叩き対象になるけど、逆に公務員給与引き下げとか、一部をバイトや準公務員扱いで切り詰めていることに関しては報道されない、あるいは「当然」みたいなことを言っている。 たとえば姉が公務員になったころはバブルの末期で民間が景気よく「公務員なんて」と鼻で笑われていた時代だった。それが今や公務員試験の倍率が極端に上がっている。本来「黒字」ということを出すことができない仕事が公務員の仕事の大半であって。社会的システムを維持するのが公務員の仕事。そして何より、公務員は基本的に「試験に受かって」就職できるもの。この辺はむしろコネや学歴重視の民間企業より公平だと思う。 よく「私たちの税金を使って~」の話があるけど、姉だってサラリーマンとして税金払ってるんだよね。この前、収入を聞いたけど、役職(民間で言えば係長ぐらい)であればまあ、貰って当然だな、という金額だったし。逆に「俺たちがもらっていない残業代を公務員は貰ってる」って、国家が払うべき給与を払わない方が問題だろ!って思うけど。公務員の残業はサボっているから、と決めつけるタイプなのかなあ?