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2024.05.13
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テーマ:読書備忘録(1389)
カテゴリ:読書
■下り酒一番・分家の始末■

芝浜松町にある酒問屋武蔵屋の分家は、次男次郎兵衛に任されている。
だが辛抱が足りず見栄っ張りで、困ると本家の母親お丹に泣きつくばかり。
旗本御用達を餌に借金の保証人となるが、それが月々ふくれあがっていた。
妾腹三男で主にはなれない手代の卯吉は、新酒「稲飛」の販売を任され奮闘していたが、義母のお丹は、卯吉の新酒買い付け代金を次郎兵衛の借金返済に充てようとする。
分家の不始末を押しつけられた卯吉は、どうする?

●登場人物の名前に干支に関連したものが多い。

★卯吉(主人公:武蔵屋の手代)
★巳之助(武蔵屋の二番番頭)
★丑松(武蔵屋分家の手代)
★寅吉(岡っ引き、卯吉の幼馴染)
●一口に下り酒といっても、灘や伊丹だけではない。(略)
江戸積み酒仲間として現れる摂泉(せっせん)十二郷酒造仲間は、大坂三郷、伝法(でんぽう)、北在(きたざい)、
池田、伊丹、尼崎、西宮、兵庫、今津、上灘、下灘、堺の酒造仲間からなる。

◎大坂三郷にも酒を造っているところがあったとは、初めて知った。
●奉公人の飯は、玄米に麦の交ざったものだ。
お櫃に入っていて、各自がよそった。
飯の外に汁がついて、香の物が菜となる。
手代になると焼いた魚や煮物などもう一品がつく。
●遠路の海を運ばれてくる下り酒は、杉樽詰められている。
江戸まで運ばれる間に、樽の中で熟成されまろみがつく。
杉の香が酒に移る。
これを木香といって喜ばれた。
 ◎クロアチアに行った時、海底で寝かせたワインをお土産にと、ガイドさんにすすめられた。
なんでも、海底で波に揺られることによって、ワインに深みが出るとのこと。
日本酒も、上方から江戸にくる途中の波が酒の味を良くしたのかも。
「下り酒一番・大店の暖簾」

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Last updated  2024.05.13 00:12:19
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