バリの人たちが何であんなにのんびり、オットリしているか、考えた事がありますか？

旦那は日がな一日家でぶらぶら闘鶏の世話をして、
奥さんは働きにでたり子育てにと、毎日が忙しい中、
立派に子供を学校にやり、生活をしている。
奥さんのお給料と言ったってたかが知れていて、最低賃金すらもらっていない人たちは山ほど居る。

それでも生活していける理由。
ボクは『食』に恵まれているのがひとつの理由だと思う。

たとえば日本人村での事なんだけど、
パパイヤの種を敷地に撒くでしょ。
そうすると、何もしないで放って置くだけでパパイヤがずんずん成長してゆき、
あっと言う間の数ヶ月でたわわな３０センチ程の実をつける。
日本じゃ小さなパパイヤですら一個１０００円もするのに、考えられます？
一本の木から次々と鈴なりにパパイヤがぶら下がり、
採っても取っても後から後から生り続ける。

それを食べていれば元はタダ。
栄養たっぷりで健康にも配慮された果物が土さえあれば簡単に収穫できる。
パパイヤだけでなく、道端に生えているバナナやジャックフルーツなどの果物も、バリでは誰が採って食べても良いらしいので、空腹は満たされる。

そんなだから質素に暮らして贅沢を求めたりしなければバリでは生きて行ける。
幾ら貧乏していても空腹は免れるんでしょうね。

きっと彼らの目にはあくせく働く日本人が、とっても奇異に写っているんでしょうね。
彼らのライフスタイルから見たら、寿命が数年しかないの国の人がやることにのように、慌しく目に写るんでしょうね。

話は変わるけど、まだ青いパパイヤを千切りにしたソムタム（タイ料理）、おいしいよね♪






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