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テーマ:暮らしを楽しむ(383842)
カテゴリ:暮らし・雑貨・きもの
昨日のターシャ・テューダーの話にもちょっとだけリンクするのだけど、最近よく思うのは、人間って、死ぬときには何にも持っていけないんだよなぁってこと。生まれるときと死ぬときは一人ってよく言うけれど(生まれるときは母がいるような気もするが)、それって、裸一貫で生まれて裸一貫で死ぬってことなのかな。
私はご存じの通り、いろんなモノを集めてしまうし、買い物好きだし、モノに対するこだわりがけっこうある方なのだと、自分でも思うのです。思い入れがあるだけに、これらのモノが無くなることを考えると怖くなってしまうこともあって、いっそのこと、何もなければ無くす恐怖もないのになぁって思います。そんなときに、そうだ、こんなにモノがあふれていても、死ぬときには持って行けないんだって考えたら、ちょっと楽になりました。いくら大事にしていても、最後の最後にはお別れしなきゃいけない。それだけのモノなのです。 結局、周りのモノたちが無くなったときに頼れるものって自分しかいなくて、死ぬときに持って行けるモノは、思い出とか経験とか、自分の中にあるモノだけなんですよね。家とか、家族とか、本とか、好きな雑貨とか、全部無くなったときに、自分はどれだけの価値のある人間なんだろう…って考えるようになりました。ぜーんぶ無くなったときにもちゃんと自分の価値が残るような生き方をしたいなって思います。 今、アニメの原作の「魔女の宅急便」を読んでいるのですけど、あの主人公のキキは魔女の風習に従って13歳で独り立ちするのです。たった一人で、空飛ぶホウキと、小さなバッグとラジオと、黒猫のジジをつれて(あ、ひとりじゃなかった)まったく知らない町に行きます。里帰りできるのは1年後。それまで一人で暮らさなければなりません。 最初は心細いし、魔女に冷たい視線を送る人たちもいるけれど、1年後にはキキは宅急便屋さんとして町の人に受け入れられて立派に独り立ちするのです。 こういう体験って実はものすごく重要で、私の場合は大学時代に一人暮らしした経験が今、ものすごく大きな糧になっています。キキのように必要最低限のものだけ持っていったわけじゃなくて、いろいろたくさんのモノは持って行きましたけどね。 素敵な男性が二人いて、どっちか選ばなきゃいけないとなったら、たぶん、一人暮らし経験のある人のほうを選びます。そういう人のほうが、いざというとき強いから。二人とも一人暮らし経験があったら困っちゃうけど…。(そんな状況は今までもこれからもないから安心してください。by小太郎) 韓国の男性がモテるのは徴兵制があるからだって言うけれど、あながち間違ってないですよね。精神的にも肉体的にも鍛えられて、自立の精神が芽生えるんだろうなぁ。徴兵制がいいかどうかは別として。 人間が生きるのに、それほど多くのものは入りません。だけど、ついつい余計なモノを集めてしまいます。なるべくシンプルに生活したいのだけど、捨てられないモノが多すぎ。でもね、なるべくこだわらないように、いつ無くしても「しょうがない」ってすぐに切り替えられるような心持ちでいたいな。モノにこだわりすぎて、大切なものを見失わないようにしたいものです。なかなか難しいのですけどね…。はぁ。 魔女の宅急便 ↑宮崎アニメとはまた違った味わいがあってよかったです。イラストは「はじめてのおつかい」の林明子さん。 魔女の宅急便 ↑宮崎アニメ。「宅急便」というのは、クロネコヤマトの登録商標だったと思います。「宅配便」が一般的な言い方らしいです。 ネコちゃんワンちゃん用 おやすみベッド 12/13以降の出荷楽天最安値に挑戦!マザーボール 45 ↑久々に登場のマザーボール。洗濯機で丸洗いできますが、小太郎のはだいぶへたってきてしまったので、そろそろ買い換えたい気分。 【35%OFF】【マザーボールを超えた】マシュマロクッション【1210ペット歳末】【ポイントセール... ↑安くなってる~。これ、欲しい。あ、また物欲が…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
Dec 11, 2007 06:53:36 AM
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