JR西日本が0系新幹線を原色塗装に復したという英断に刺激されたのと、天気が思った以上に良さそうだったので、久しぶりに新幹線を撮影しにいこうかという気になりました。
場所は相生と岡山の間。しかし、大阪からだと100km以上離れていますので、我が家からだと高速を使っても撮影ポイントまでは2時間近くかかってしまいます。朝早く出たのですが、結局この日、0系との遭遇はかないませんでした。もう少し早く出発したらよかった、と後悔したのですが、仕方ありません。
新幹線の走行撮影は、在来線の撮影とは少し異なります。まず、撮影できる場所が限定されること。高架区間が多いのと、防音壁で囲まれているため、線路内を見通せるような位置関係のポイントが少ないためです。道路と立体交差している場所があったとしても、かなり高いフェンスでガードされていて容易に近づけません(安全のためには、その方が良いのですが)。もう1つは、スピードが格段に速いこと。高速シャッターを切らなければならないのですが、接近速度が速いため、あっという間にフレームアウトしてしまいます。新幹線撮影は、それなりのテクニックと器材が必要なのです。
ネットで調べているうちに、ここへ行ってみたいと思う場所が見つかりました。話題の0系が通過したあとということもあり、撮影ポイントは独占状態でした(笑)。天気も上々で、高速シャッターも問題なく切れるのですが、やはり、速い! 線路際で撮影すると、圧倒的なスピードに、「夢の超特急」という昔懐かしいフレーズを思い出してしまいました。