先日映画を観てきた『ヒューゴの不思議な発明』。
映画を観終わって、帰って来てすぐ本をアマゾンで注文してしまいました。
前に図書館に置いてあって、その時はほかの本を借りてしまったので次に、なんて思っていたら棚にないわ~。
映画になったんだもんね、あたりまえか~。
待ってられなかったわけです。
★The invention of Hugo Cabret / Brian Selznik
あらすじは...映画を観たときに書いたばかりなので省略~。
これね、図書館で見かけた時に中をみて「欲しい。」と思ったのです。
図書館にあるのにな~、どうしよう~って思うタイプなのですが。
手にしてしまうと欲しくなる、その理由は絵にあるのです。
もちろん、お話もとってもよかった。
パリと言う場所、その時代との不思議な空気に包まれています。
絵本というのとも違います。
この本は、絵も文章も同じ人が書いています。
そして、絵がすばらしい!
白と黒、モノクロで描かれた絵なのですが、なんて素敵なんだろう。
もう、色なんていらないって思うくらいです。
モノクロですが、たくさんの人が歩くパリの駅の中、主人公にスポットライトが当たっているかのように描かれています。
そして、クローズアップ!
これはイラストとは呼ばないでしょう。
文章ではなく、絵が物語を語っているのです。
まるで映画の絵コンテ。
モノクロのサイレント映画を観ているかのようなのです。
文章が始まるのは46ページ。
45ページまで絵だけで物語が語られているのです。
500ページを超える分厚い本ですが、その半分は絵でしょうか?
はやく読み終わってしまうのはもったいないようで、ゆっくり読んでいたのですが、読み終わってしまいました。
映画は本と少し違うところもあるのですが、でもこの素敵な本の雰囲気を壊さずよくできていたんだなぁと思いました。
本を読んだらもう一度映画をみたくなってしまったわ~。
お薦めします。本も映画も♪