ハタと気づきました。
「親」という言葉に、惑わされていたことを。
「親」というと、それだけで、一定の役割を果たすべき存在・
果たすことのできる存在というイメージをもっているのですが、
親は、親である前に、人間なのです。
そして、人間は、悩み多い存在なのです。
特に精神の成熟が遅れている今日、20代、まして10代で親になるということは、幼い子どもが子どもをあやすようなものです。
また、社会的にしっかりとしていると認められている家庭にこそ、
不登校や引きこもりが多いということも、社会が良しとしている前提そのものに、人間の生き方としての問題をかかえている証です。
ということで、大人こそ、迷える存在です。
そして、親をはじめ、大人の変化こそが、子どもの育成に絶大なる影響を与えることに、これまであまりにも目をそむけていたのではないでしょうか?
子どもだけ「勉強」させとけば良いと思っていなかったでしょうか? 子どもだけ、良い先生につけておけば一安心と思っていなかったでしょうか?
これは、表面的な取り繕いであって、必ず近い将来、問題を発生させるタネを温めているのです。
だったら、私は、子どもたちを愛するが故に、親の方にシフトしたいと思います。
方針転換だ。
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