テーマ:障害児の親として(1425)
カテゴリ:保護者に対して
教育の夜明けのためにも、 保護者が行動してみませんか? 公立学校を査定してみましょう。 より良い学校選びは世のためでもあります。 こんなもんだろう、とあきらめてはいませんか? まずは、「常識」を一発ぶち破ってみましょう。 学校批判をするのは、傲慢なことであります。 自分を何様だと思っているのか? という意識は、無くしてはいけないと思います。 とにかく、感謝、感謝、という気持ちは失ってはいけません。 それが、幸せへの道であります。 しかし、それと同時に、教育を提供させてもらう側からすれば、 絶えざる自己批判で、毎日ケチョンケチョンにされることこそ、 マジメな道ではないでしょうか? 健全な企業ほど、業務革新を厳しく、日々行っています。 かわいた雑巾を絞っています。 どう、ひいき目に見ても、学校は、甘過ぎます。 そして、ヒドイ学校は、すみやかに消える仕組みが必要です。 そもそも、学校の競争相手とは、どこでしょうか? 別の公立学校? 私立学校? いや、塾だ、予備校だ? いえ、いえ、現代は違うのです。 最高レベルのショッピングセンターであり、ホテルであり、 何より、ディズニーランドです。 ディズニーランドのサービスを知ってしまった日本人にとって、 否応なく、潜在的に、もう、それと比較しちゃうのです。 ああいうサービスが存在しうるのだと、わかっちゃったのですから。 もし、ディズニーが学校を作ったら、どんなものになるでしょう? あるべき学校のヒントがいっぱい隠れていると思います。 近々そのことをお話しますね。 今や、すべての企業や非営利組織のライバルは、ディズニーランドになっていると言っても過言ではありません。 今の学校ができた、明治の時代は、スーパーもなければ、娯楽もありませんでした。「すべてはお客のために」、という理念自体がありませんでした。 その時、作られた組織が、現代も生き残っているのです。 「生きた化石」とは、このことを言うのでしょう。 その「化石」に縛られて、空しい日々を過ごすなんて、アホらしいと思いませんか? 登校拒否が起きるのは、当然で、彼らの方が、マトモな神経をしていて、我々の目を覚ましてくれる、ありがたい子どもたちです。 昨日、先生を選ぶことを書きましたが、学校自体が腐っている場合があります。また、学校の環境が最悪、イジメも横行している場合。せめてもの抵抗として、学校を選ぶことを、お薦めします。 ただ、注意すべきは、学校は校長次第ではありますが、校長先生は、2年ほどで替わってしまいます。 先生たち自体が変わりますから、あまり、先生の追っかけをすると、失望してしまいます。 それより、学校の空気を支える伝統に注目しましょう。どんな先生が来ても、その学校の雰囲気に染まります。 そして、その雰囲気は、地域の力なのです。 その地区の民力です。同じ一定レベルの住民が多いところは、安定しています。格差が激しいところは、まとまりがありません。 どの地区の住民と、お友達になったらいいか、ということで選ぶのが、最も現実的だと思います。 先生を選ぶことと同様に、「越境通学」も、日本では、原則はできないことになっています。もちろん、今でも、マトモにぶつかったら、はねつけられてしまいます。 でも、道はあるのです。 「あれ、あの人、この地域の人ではないのに、どうしてこの学校に来ているの?」という人、いませんか? すでに、周囲に一人や二人は、様々な事情で、越境してきている生徒がいると思います。 その子たちの「事情」が、ヒントです。 合理的で、納得できる説明ができれば、教育委員会は「越境」を事実上、認めています。 それは、子どものために、ということと、学校のメンツをつぶさない、ということの上での話です。 まず、親の勤務地が目的の地区にある場合です。夫婦共働きで、日中、子どもの面倒をみられなく、緊急のときも、駆けつけられないとなると、母親の勤務地の近くに認められます。 ですから、お店のパートをしている一流会社の重役夫人や、出前持ちをしている大学教授夫人もいます。 あと、通学路をよく調査して、その子にとって、生理的に耐えられないものが、途中にあるというのも、良い口実になります。 アレルギーでも、ほえる犬でもいいです。 様々な合理的な手が考えられます。 一番確実なのは、引っ越しでしょう、住民票を動かせばいいのです。可能な方は、考えてみてください。 あらゆる手段で自己防衛をしたいものです。 その一歩が、日本の教育を変えていきます。 昨日の日記を elkgrovehkさんがトラックバックしてくださいましたが、そちらにとっても参考になる事例やサイトが紹介されています。 ぜひ、ご覧になることをお薦めします。 時間です。では、また、1年生とドラマを作ってきます。(続く) ……… 続きを書くつもりでしたが、当市で、幼児を狙った誘拐未遂が2件立て続けにおきまして、集団下校となりました。 職員室でもダベッてきたもので、 私の帰りが遅くなっちゃった。 と帰ってきたら、あるお母さんから、相談ごと。 以前おつきあいをした、不登校の子の近況を聞きました。 不登校生を甘い宣伝文句で集め、 金だけの食い物にする、高校があることを知り、 怒りに燃えてしまいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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>不登校生を甘い宣伝文句で集め、金だけの食い物にする、高校があることを知り、怒りに燃えてしまいました。
なんなんですか?それ??許せません!!! 不登校と学校・・・ 京都市では、国の構造改革特区制度を活用して、不登校生徒を支援する、専門教育の中学校を開校したそうです。 一方、青森県五所川原市では、不登校生受け入れの高校が、閉校の危機にあるそうです。 行政に左右される教育・・・ぜひ、支援へと力を尽くしてほしいものです。 不登校の子ども達には、義家弘介先生のような“BIG BROTHER”との出逢いが必要ですよねぇ・・・ ・・・・ったく、それにしても腹が立つ! (`o´) すいません・・・他人さまの日記なのに、大人気なく?怒ってしまいました。 ありがとうございました。 (2004.12.10 20:37:35)
冬遍路さん
怒りの伝染をさせてしまいました。すみません。 ある有名私立高校に新設された、 言葉にモロに出してませんが、不登校専門の部門のことです。 カタログでは、いいこと言っているのですが、 入ってみると、 先生は、特別の配慮をもった人でもなく、 訓練も受けてもいません。 そして、そのクラスは、学校のクズ扱いで、 明確な差別があるのです。 もともと、進学コース優先の学校だったので、 その体質が継続だったのです。 (2004.12.11 06:42:37) |
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