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2008.06.17
カテゴリ：科学実験教室
日本の学校で、どうして科学が、嫌われるのか？ それは、日本の科学教育が知識の切り売りに過ぎないからだ。 だいたい、「科学」ではないのだ。だから「理科」なのだ。
切り売りだから、小学生から、 そんな訳のわからん、理論や方程式を教えて、 どうするんだ、ということになる。
実験して、知識を教えて、どうするんだ、ということになる。
切り売りを前提としているから、 理科は理科のままで良い。 小学生から、原子・分子なんか教えないということになる。
小学生時代は、自然の事物や現象に身をもって接していればいい、 ということになる。
そうじゃないんだ。
小学校でも、押しつけ無しに、本格的な科学教育をすることができるんだ。 基本的な概念や法則を、押しつけ無しに、 子どもたち自身の力で、発見させ、 その有効性を確認させるように、指導することができるんだ。 そのためには、たっぷり時間が必要で、 小学校のときに、ゆったりと進めるしかないんだ。
知識の切り売り屋は、間違ったことを教えられない。 しかし、科学は、間違いを恐れない。 間違った考えに、一時的に、浸るのも、当然のプロセスだと考える。 子どもたちに自由に考えさせるんだから、 間違うのは当然なのです。
だいたい、今の教科書に書いてあることだって、 あと数十年もすれば、使い物にならなくなっているくらい 科学の常識は、当てになりません。
大学でも、文系の科学のつまらなさ。 あれは、科学を教えてないからだ。 断片的な知識の切り売りです。
科学実験教室でさえ、知識の切り売りをしていることが多い。 「あの実験知ってるよ。」で終わってしまう。
むなしいと思いませんか？ そんな教育、害悪だと思いませんか？
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私たちの生活がもう科学なんですよね。
ガス台でお湯を沸かさない子が、沸点を知ったってなんの役にも立ちません。 上げればきりがない！！！ ヘリウムガスで声が変わるのも、雨が雨粒で降るのも考えればとても面白いのに、周波数とか抵抗とか浮力とかで切り売りするから、私は教科書の理科が苦手でした。 ものすごく共感できるので、コピペさせていただきます。 いつもありがとうございます。 (2008.06.17 23:51:30)
科学って、いろんなところにあると思う。
今自分が学んでいることを、どのように認識するのか、 いまの自分の生活を考えれば解ると思う。 科学を学ぶとか学ばないというよりは、心が伴わない科学は発展しないって、私はおもってます。勝手なこと書きました。 (2008.06.18 00:48:52)
ゆみさき442さん
ありがとうございます。 ＞私たちの生活がもう科学なんですよね。 そうなんです。 でも、その感覚に気づかないで、 漫然と過ごしていまいがちです。 そこに、科学を学ぶ意味もあると思うのです。 ＞ガス台でお湯を沸かさない子が、沸点を知ったってなんの役にも立ちません。 ＞上げればきりがない！！！ ＞ヘリウムガスで声が変わるのも、雨が雨粒で降るのも考えればとても面白いのに、周波数とか抵抗とか浮力とかで切り売りするから、私は教科書の理科が苦手でした。 むずかしいことを言う科学は、本当の科学ではないと思ってます。 ＞ものすごく共感できるので、コピペさせていただきます。 ＞いつもありがとうございます。 ----- こちらこそ、ありがとうございます。 (2008.06.18 00:58:21)
はっち6458さん
＞科学って、いろんなところにあると思う。 全くそうですね。 生き方そのものに関係してますね。 ＞今自分が学んでいることを、どのように認識するのか、 ＞いまの自分の生活を考えれば解ると思う。 ＞科学を学ぶとか学ばないというよりは、心が伴わない科学は発展しないって、私はおもってます。勝手なこと書きました。 私もそう思います。 心こそ、科学の本質だと思います。 ----- (2008.06.18 01:00:10)
これも、昔から学校という場所はただの知識の切り売りだけでしかなかったような気がします。
ただ、私たちの頃の時代は、学校で学んだ知識の切り売りを本当だろうか？と家で実験したり、体験したりする時間が十分にあったんだろうと思うのです。 例えば、学校の家庭科で料理を学んだら、早速、家でそれを作って家族に食べさせては喜ばれていました。理科で言えば、虫眼鏡で十分に遊んでいたことを覚えています。 つまり今の子たちはそういう暇がないんだろうと思うのです。 また、今の子どもたちにとって、勉強とはテストのための勉強だと意識づけてしまって、勉強というものをしらけさせてしまったことも原因かもと私は思ってしまうんですね。 私たちの頃はテストの成績が良いことと、頭が良いことはちゃんと別に考えられていましたよね。 がり勉すれば、確かにテストの成績は良くはなるけど、でもそれは本当の一部を知っていることにしかすぎないってことをよくわかっていました。 それが今では偏差値教育のせいか、テストの成績が良い＝頭が良い というような勘違いをする大人が多くなってきたことが、子どもたちも本当の意味でも学ぶ楽しさがなくなってしまったのではないかって思うのですよね。 私は、そういう興味を失わせるようなテストに振り回されないためにも、学校でのテストをなくすといいと思うのですよ。そうすれば、子どもたちは評価されることに気にせずに思いっきり楽しんで学べるようになるんだろうと思うのです。 フィンランドではテストがなけど、学力世界一ってのが、よくわかるような気がします。 (2008.06.18 08:16:57)
satomutaさん
そういう意味で、現代の方が傷が深いですね。 昔は、学校と別の世界はありました。 でも、すべては、どんな障害も、幻なんですけどね。 (2008.06.18 09:12:59) |
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