カテゴリ:世界がワクワク・ドキドキになる魔法
仮説実験授業では、「はずれる喜び」というのを大切にしています。 今も、PTAの役員さんと打ち合わせしてきたのですが、 思いっきり、お父さんお母さんが、間違って欲しいと思います。 そして、間違う楽しさ、はずれる喜びを体感して欲しい。
そうじゃなくちゃ、子どもに、 「間違って良かったね」 と、心から言えないから。 人はどんなときに楽しいと思うのでしょうか。 人が感じる楽しさとか、面白さというのはどんなことなのでしょうか。 楽しいと思うことを続けながら、 人生を充実させていくにはどうすれば良いのでしょうか。
ゲームをしているとき、 遊んでいるとき とても楽しく、面白いのはなぜでしょう?
いや、そうじゃなくて、勝つか負けるかわからないからですね。 だから、みんなで熱中してやれるのです。
ゲームは、勝ってばかりでもつまらないし、 もちろん、負けてばかりではつまらないです。
どうなるかわからないというワクワク、ドキドキ感が大切です。
そのハラハラ・ドキドキの中で、 自分が少しずつレベルアップしているんだ、となれば、 もっともっと楽しくなります。
特に、科学実験の場合は、 世界を見るための新しい視点を獲得できるんですから、 今まで、知らなかった世界が、だんだんと見えてくるようになるのです。 魔法や、資金力で、変な世界へ連れていかれるのとは違います。
自然の法則性を知るのです。
人間の知的好奇心というのは、強力です。 知りたい気持ちが人を動かします。 人は、あまのじゃくで、何かを押し付けられると やる気が急になくなります。
しかし、よく、子どもにやる手ですが、 チラっとだけ見せて、サッと目の前から取上げて隠してしまうと、 途端に、それを知りたい! 欲しい! 教えて! になります。 でも、謎がすぐ解けてしまっては、興味も無くなります。 興味・関心を持ち続けてもらうには、 謎が、あり続けなければならないのです。
答えは、すぐに見つかってしまってはいけないのです。 関心を持ち続けさせるためには、答えはスグには見つからず、 さらに面白そうなことが出てくることが大切です。
私の目標です。 それでこそ、子どもは興味を持ち続けることができるのだと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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