古関裕而さんの実像も興味がありますが、やはり、奥さんも金子さんもたいへん興味があります。実は戦後、金子さんは株取引に熱中していまして、トレーダーとして有名だったんです。「株は芸術なり」という名言(?)も残しています。
当初の金融関係のメディアでは某作曲家夫人と記されていたのですが、
どんどん有名になって、古関金子の本名や写真入りで登場するようになり、
「百戦錬磨の利殖マダム」として投資の体験談を語ったり投資指南も行っています。
自分の夫の契約先である日本コロムビアの株も投資家目線で評していました。
世は右肩上がりの成長期ですし、どこまで株取引が上手だったのか本当のところはわかりません。
いずれにしても、古関金子は自分の考えや主張を強く持っている女性であり、
高度成長期の日本を体現する女性だったとみることもできます。
夫はそんな妻をやさしく見守っていたようです。
彼女の姿をどのようにドラマでは描くのか興味深いです。
いや、ぜひNHKには、その逞しい部分を取り上げて欲しいですね。
「夫を支えた……」だけでは勿体ない。
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Last updated
2020.04.24 23:45:12
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