自分で物事を考えない人は、現代の社会を「資本主義」の世の中だと言います。
しかし、よく考えてみれば「資本」の「価値」とは何だろうか?
「付加価値」ではないだろうか?
じゃ、その付加価値とは何だろう?
物理的には、ただの紙一枚でしかない、ゴッホの絵に何億円の価値を付けているのは、何なんだろうか?
粘土のツボでしかないものに、城と引き換えのご褒美としての価値を産み出す付加価値って何なのだろうか?
それは人間のイメージだと思うのです。
イメージこそが、無から価値を産み出していると思うのです。
イメージに価値を見出すには、そもそも、こういうイメージが欲しいという共通認識がなくてはなりません。
これが最初から、コレと決まっているのでは驚きや感激がありません。
共通のパターンはありながら、そこから微妙にブレていること、揺れ動きがあることが、
価値の根源なのではないでしょうか?
だから価値を産み出すためには、教科書を丸暗記しては価値は生み出せないのです。
いわゆる「勉強の虫」になってはいけないのです。
全く同じ曲を作曲してはいけないのと同じです。
GDP]にしても、国民総生産というよりは、「国民全体が生み出したイメージ価値の総合計」と考えた方がいいのではないだろうか?
だとすると、すでに市場価値がついているものよりは、人が認めていないものに独自に価値を認める力こそが重要であり、そういう人こそが「イメージ価値主義のホントウの現代社会」の「お金持ち」と言えるのではないでしょうか?
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Last updated
2020.04.29 10:49:41
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