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カテゴリ:時事問題
【日韓・経済戦争】
++++++++++++++++++ 日本のA新聞社が、竹島(韓国名、独島)に セスナ機を飛ばしたとき、韓国政府は、戦闘機で もって、それを迎えた。(戦闘機だぞ!) 日本が国連安保理理事国入りを表明したときも、 そうだ。 韓国政府は、世界中に特使まで送り、(特使だぞ!)、 それに反対すると同時に、裏工作まで繰りかえした。 あろうことか、「日本人にその資質はない」とまで、 言い切った。 さらに日本側が拉致問題で韓国側に協力を 要請したとき、韓国側は、それを拒否した。 何が、「東海」だ! 韓国から見れば、たしかに東の海だが、 日本から見れば、北海だ。 韓国は、これまた世界中に特使まで送り、 「日本海」という呼称を、「東海」という 呼称に変えようとしている。 N政権になってから、「反日」「反日」の 大合唱! 戦前、日本軍に協力したという 理由だけで、今になって、その遺族から 財産を没収したりもしている。 そこで日本側からの反撃が始まった。 「経済戦争」という反撃である。 +++++++++++++++++ ノーブレイン(脳みそなし)のオバチャンたちが、韓国の男優たちにうつつを抜かすのも結構。しかしその間の1、2年、水面下では、日本と韓国の間で、熾烈(しれつ)きわまりない経済戦争が繰りかえされている。それについては、すでに何度も書いてきたので、ここでは省略する。 しかし、2006年末の今、その結果が、現実のものとして、つまり数字の上で、明らかになりつつある。わかりやすく言えば、韓国では、バブル経済がはじけ始めている。このアジアで「反日」を旗印にあげれば、どうなるか? 順に数字を拾ってみよう。 ●ふえる個人負債額 韓国銀行と民間経済研究所の分析によると、06年の9月末現在、韓国の家計の金融負債は過去最大の558兆ウォン(約71兆円)に達したという。日本の人口で計算しなおすと、4倍の280兆円! (日本の人口は、韓国の人口の約3倍。) これだけでも、韓国では、1世帯当たり3500万ウォン(約445万円)の借金を抱えているということになる。そのため1世帯当たりの年間返済利子負担額だけでも、300万ウォン(約38万円)に迫ることになる。ついで、家計負債の規模は昨年1年間で10・4%増加。一方、同じ期間の国民所得は2・2%の増加にとどまっているという。 わかりやすく言えば、日本のバブル経済は、銀行主導で始まり、それが終わると銀行は巨額の不良債権をかかえることになった。が、韓国では、(銀行)ではなく、(個人)が、潜在的不良債権をかかえているということになる。 深刻さという点では、(銀行)であっても、(個人)であっても、差はない。言うまでもなく、個人破産がふえればふえるほど、それはそのまま銀行の不良債権と化す。 事実、韓国では、今年(06年)に入り、10月までに個人破産を申請した者は10万人に迫っている。昨年1年間の申請者(3万8800人)の2倍を超える数である。さらに「事実上破産状態にありながら、まだ破産申請をしていない潜在破産者(79万世帯、韓国銀行推定値)を加えると、19世帯のうち1世帯が「破産状態」にあるものと推定される」とのこと(同、報告書)。 ●悪化する就職状況 就職状況も悪化している。朝鮮N報のコラムによれば、「今年(06年)に入り、失業保険の新規申請者が前年比で10%程度増加、60万人を突破する見とおしである」という。さらに「今年の4年制大学卒業者のうち正規雇用された者は、2人中1人にも満たない。来年の雇用はさらに厳しくなる展望だ」という。 一部の国策企業(=政府の手厚い補助金をたっぷりと吸い込んでいる企業)の、一見華々しい活躍はさておき、韓国経済は、現在、悪化の一途をたどっている。 4年生の大学を卒業しても、2人に1人しか就職できないというのは、かなり深刻な状況と考えてよい。もしこんなことが日本で起きたら、日本はどうなるか? それをほんの少し、頭の中で想像してみればよい。 ●あがる税金 が、それだけではない。朝鮮N報は、さらにこうつづける。 「所得が減少する一方、税金・保険料など家計の公的負担は毎年増加している。来年(07年)の1人当たりの勤労所得税の負担額は、206万ウォン(約26万円)となり、今年(188万ウォン)より18万ウォン(9・6%)増える見通し」と。 さらにつづく。 「そのうえ、来年には健康保険料も平均6・5%、引き上げられる。政府は過去5年間、勤労者の健康保険料を2倍以上引き上げており、物価上昇率(16・5%)の6倍以上負担が増えた。これにより健康保険料を滞納する世帯が急増し、滞納世帯は200万世帯(05年末基準)に迫っている」とも。 わかりやすく言えば、韓国の経済政策は、ツギハギだらけ。もう少しきつい言い方をすれば、行き当たりばったり。たった1週間で、経済政策が変更になったり、取り消された例も、数多い。 で、現在はどうかというと、バブル経済を沈静化させるために、金利をあげることもできず、さりとて、景気を刺激するために、さげることもできず、韓国経済そのものが、巨大なジレンマに陥っている。 このままでは、……というより、その兆候はすでに見え始めているが、韓国経済は、奈落の底へと落ちていく。日本経済のような底力、つまりは、それまでに蓄積した技術力や投資外資がない分だけ、一度、そうなったら最後、どこまでも落ちていく。 もちろん日本経済も影響を受けるが、韓国がなくても、日本はやっていける。日本には、台湾がある。中国がある。さらにインドがある。現に今、日本は台湾、インドに巨額の投資を繰りかえし、台湾やインド、さらには中国に、日本の代理戦争をさせている。その効果は、IC産業を中心に、確実に現れ始めている。(これについては、少し前に書いたので、ここでは省略。) 半面、この日本は、どうか? 12月21日の財務省の発表によれば、日本の11月の貿易黒字幅が、前年比54・1%増の9159億円だったことがわかった。 輸出は前年同期比12・1%増の、6兆6318億円、輸入は同7・5%増の、5兆7159億円。 韓国は、06年12月、「韓国の年間輸出額が、はじめて3000億ドルを突破した」(朝鮮N報)とはしゃいでいる。が、いつまでつづくことやら? その分だけ、輸入額も多い。07年度中には、貿易収支は、赤字に転落すると、予想されている。 ちなみに、現在のところ、各国の輸出額は、こうなっている。 日本の輸出額(05年) ……5944億ドル (貿易収支…… 800億ドル) 韓国の輸出額(06年) ……3260億ドル (貿易収支…… 160億ドル) ドイツの輸出額(05年) ……9699億ドル (貿易収支…… 1961億ドル) がんばれ、日本! これはサッカーの試合とは、わけがちがう。日本の浮沈問題がからむ、重要な試合である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年12月22日 22時26分34秒
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