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楽天・日記 by はやし浩司

楽天・日記 by はやし浩司

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2009年01月09日
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カテゴリ:社会時評
●不愉快な発明品

++++++++++++++++

もっとも不愉快な発明品(?)は、
カラオケだそうだ※。

(1)カラオケ……22%
(2)24時間スポーツチャンネル……17%
(3)テレビゲーム機……12%
(4)携帯電話……11%
(5)目覚まし時計……7%

++++++++++++++++

イギリス政府が、約2500人の大人を対象に行ったアンケートによれば、
もっとも不愉快な発明品は、カラオケ(22%)であったという。

「なるほど」と思ったり、「そうかなあ」と思ったりする。
私は歌を歌うのは好き。
よく歌う。
若いころは、カラオケセットを購入したこともある。
だが、カラオケで使われる曲と、私の好きな曲が、合わない。
それでも……と思って、何曲か練習したこともある。
が、長つづきしなかった。
いつの間にか、カラオケから遠ざかってしまった。

一方、カラオケでへたくそな歌を聞かされることくらい、不愉快なことはない。
その上、よく歌われる曲が、演歌や流行歌であったりする。
「男の道」とか、「女の道」。
酒、夜、涙……。
そういうテーマは、私の肌に合わない。

しかし好きな人は好き。
マイクをもったら、離さないという人も多い。
つまり、人それぞれ。

なお最後の「目ざまし時計……7%」というのは、おもしろい。
実にイギリス人らしい。

ハハハと笑って、この話はおしまい。

(注※)『最も不快な発明品は1位カラオケ、2位は24時間スポーツチャンネル-。英政府が約2500人の大人を対象に行ったアンケートでこんな結果が浮かび上がった。英各紙が8日報じた。

 それによると、(1)カラオケ22%(2)24時間スポーツチャンネル17%(3)テレビゲーム機12%(4)携帯電話11%(5)目覚まし時計7%-の順になっている。

 インディペンデント紙はカラオケの発明者として日本の井上大佑さん(68)を紹介し、もし特許を申請していれば1億5000万ドル(136億円)を稼いでいたと指摘した。

 英国では仲間内で楽しめる個室型のカラオケボックスもあるが、ビールを飲みながら会話を楽しむパブにカラオケが設置されているケースが目立つ。「楽しいのは歌っている人だけ。周りの人にとっては苦痛」という声が多かった。その一方で「カラオケは埋もれた歌の才能を発掘した」と評価する声もあった』(以上、産経新聞・1・9)

(はやし浩司 家庭教育 育児 育児評論 教育評論 幼児教育 子育て はやし浩司
カラオケ Karaoke 不愉快な発明品)


Hiroshi Hayashi++++++++JAN. 09++++++++++++はやし浩司

●増える外貨

+++++++++++++++++

またまた日本が保有する外貨準備高がふえた。
その額、1兆306億ドル!

よく外貨準備高を貯金にたとえ、増えれば
増えるほど、それでよいと考える人がいる。
国が豊かになったと喜ぶ人がいる。
しかしこれは誤解。
まったくの誤解。

たしかに貧しい時代には、そうだった。
とくに日本が高度成長期に入る前までは、そうだった。
しかし外貨準備高というのは、いわばタンス預金。
必要以上にもっていても、しかたない。

たとえば当のアメリカは、外貨準備高は、ゼロ。
手持ちの外貨は、外国に投資して、はじめて
意味をもつ。

+++++++++++++++++

保有する外貨イコール、貯金ではない。
まずもって、その誤解を解く必要がある。

外貨準備高として保有する外貨は、たとえば為替相場が変動したようなとき、
その調整金として使用するものである。
その額は、ある一定以上あることは望ましいが、必要以上にため込んでも
意味はない。
いわんや1兆306億ドルだと!

言うなれば、紙くずと化した米ドルを、日本が買い支えているようなもの。
絵画にたとえてみると、それがよくわかる。

近くに下手くそな画家がいる。
毎日絵を描いている。
評価は低い。
1枚描いても、30万円にもならない。
が、親類のあなたは、その絵を、今、91万円で買い支えてやっている。
画家は、絵を描く。
それをあなたは買う。
この繰り返しで、あなたの家の倉庫には、その画家の絵が山のようになった。
今の日本が、そういう状態ということになる。

が、その絵は売ることができない。
売りに出したとたん、その画家の絵の価値は、さらに下がる。
20万円にもならないかもしれない。

そこであなたはこう言って、自分をなぐさめる。
「いつかきっとあの画家の絵は、1枚100万円で売れる。
120万円になるかもしれない。
だから私は資産家だ」と。

財務省が1月9日に発表した、12月末の外貨準備高は、1兆ドルを超え、
1兆306億ドルになった。
前月からだけでも、約278億ドルの増加。
過去最高を更新した。

世界の外貨準備高を、米ドルに換算して比較してみると、つぎのようになる。

1位……中国……約1兆7600億ドル
2位……日本……約  9800億ドル
3位……ロシア…約  3050億ドル(以上、08年4月時)

それが今度、日本の外貨準備高が、1兆306億ドル!
もしドルの価値が半減すれば、当然、手持ちの外貨の価値も半減する。
それがこわいから、さらに日本は、ドルを買い支える。
あとはこの悪循環。

いまさら「あの画家の絵は、本当は20万円の価値しかありません」とは、
とても言えない。
しかたないから、91万円で買い支えるしかない。
せっこらせっこらと買い支えるしかない。

それが1兆306億ドル!
外貨準備高が貯金ではないということが、これでわかっていただけたことと思う。

では、どうするか?

本来ならこうした外貨は、銀行を通して、外国に投資してはじめて、生きる。
外国にどんどんと投資して、その利息で稼ぐ。
が、今は、それもできない。
まさに八方塞(ふさ)がり。
ないよりはあったほうがよいのだろうが、今、世界は、ドルを見放し始めている。
そういう中、AS首相だけが、「基軸通貨として米ドルを守る」と、言ってみせた。
そう言わざるをえない気持ちもよくわかるが、そうしたカードは、最後の最後まで
温存すべき。
軽々しく、口にすべき言葉ではない。

私が日本の首相なら、米ドルからの逃避をにおわせながら、つまりアメリカを
ヒヤヒヤさせながら、アメリカを日本にひきつけておく。
アメリカに日本の言うことを聞かせる。
何もあえて、アメリカまで行って、宣言すべきことではない。
おバカ!

(注※)……『財務省が9日に発表した12月末の外貨準備高は、1兆0306億4700万ドルとなり、前月末から277億8600万ドル増加した。08年3月の1兆0155億8700万円を超えて、過去最高を更新した。

 外貨準備の増加は2カ月連続だが、米国の債券価格上昇や、ユーロの対ドルでの増価などが影響したという。米国10年国債の金利は11月末時点の2.923%から12月末には2.216%に低下した。また1ユーロは1.2694ドルから1.3972ドルに上昇した。

 各国の外貨準備高をみると、国際通貨基金(IMF)が公表している直近の4月末で、1位が中国の1兆0838億SDR、2位が日本の6059億SDR、3位がロシアの3202億SDR、4位がインドの1881億SDR、5位が台湾の1787億SDRなどとなった。1SDRは1.6238米ドル』(ロイター・1・9)。






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最終更新日  2009年01月09日 11時21分31秒
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