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こうした規制は、20年近く前、「PT」という女子向き雑誌が、 国会で問題になったとき、しておくべきだった。 が、これに対して、いくつかの団体が、猛反発。 「表現の自由、言論の自由の侵害」「捜索活動を萎縮させる」と。 しかしこういうのを、表現の自由とは言わない。 言論の自由を盾に取って守らなければならない、自由でもない。 むしろ逆。 表現の自由とか、言論の自由とか、そういう言葉を使って、自分たちの 醜い商業主義をカモフラージュしているだけ。 日本には、モラル、哲学、宗教がない。 ないから、法律で規制するしかない。 たとえば援助交際にしても、話題にのぼらなくなったのは、それがなくなったからでは ない。 あまりにも日常的になり過ぎたからにほかならない。 それがわからなければ、その時間帯(夕暮れ時)に、コンビニをのぞいてみること。 コンビニが待ち合わせ場所になっている。 携帯電話を片手に、女子中学生や高校生が、あやしげな車につぎつぎと乗り込んでいく。 世界でも、ここまで退廃した国は、そうはない。 +++++++++++++以下、Yahoo Newsより++++++++++++ (注※1)【性描写漫画の規制条例が成立】=付帯決議で「慎重な運用を」 過激な性描写のある漫画やアニメの販売規制を目的に、東京都が12月議会に提出してい た青少年健全育成条例改正案が、15日の都議会本会議で民主、自民、公明各党の賛成多数 により可決、成立した。ただ、「創作活動を萎縮させる」との指摘もあるため、条例の慎重 な運用を求める付帯決議も行った。条例は来年7月1日までに施行される。共産党と生活 者ネットワーク・みらいは反対した。 +++++++++++++以上、Yahoo Newsより++++++++++++ ●では、どうすれなよいか こうした風潮を改めるには、つまりあなたの子どもをこうした風潮から守るためには、 方法は、ただひとつ。 子どもに心の抵抗力をつける。 方法は簡単。 子どもに夢と希望をもたせ、その先に目標をもたせる。 わかりやすく言えば、子どもが好きなことをできる環境を用意する。 それについては、何度も書いてきたので、その原稿を、このあとに添付する。 が、残念なことに、現在の教育環境は、子どものもつ多様性に答えるしくみになって いない。 「学校以外に道はなく、学校を離れて、夢や希望を育てる方法もない」。 どうして欧米がみなしているように、教育を自由化しないのか。 多様な教育方法を認めないのか。 たとえばドイツやフランスでは、子どもたちはみな、クラブに通っている。 いろいろなクラブがある。 英数国社理のような基本科目は、学校で教えればよい。 しかしそれ以外の科目は、民間に任せればよい。 私が言う「自由化」というのは、それをいう。 何も学校を解体せよと言っているのではない。 +++++++++++++++ 心の抵抗力について書いた 原稿をさがしてみました。 2006年に、当時の講演用に 書いた原稿です。 +++++++++++++++ 【心を支える、3つの物語】 ●私が「私」であるためには、3つの柱が必要です。 (1)(したいこと)を、現実に(している)という実感、つまりは自我の同一性 (2)「いつも、私は、私でいられる」という連続性、一貫性 (3)他者との関係で、いつも良好な人間関係をもつことができるという社会性。 +++++++++++++++++++ 「したいことをする」という姿勢の中から、夢や希望、それに目標が生まれます。自 分の描いた自己概念と、現実の自分が一致している。それが「私」でいるための第一条件 ですね。 つぎに、どんなばあいも、私は、自分でいられる。動じない。それが「私」というこ とになります。 また「私」は、いつも、社会というカガミの中で、映し出されます。そもそも社会性 をもたない「私」は、私ではないということです。 今回は、これら3つの柱を中心に、時間が許すかぎり、私の個人的な過去もふまえて、 子どもの心を伸ばす、3つの物語を、みなさんに、お伝えしたいです。どうか、よろしく お願いします。 +++++++++++++++++ 【意外とシンプルな、心をはぐくむメカニズム】 ●(自分のしたいことをする)……それが子ども自身を伸ばす原動力となります。 ●(したいこと)をしている子どもは、生き生きとしています。夢や希望もそこから生まれ、 その先には、目標が生まれます。 ●子どもを守るのは、子ども自身の中の、(心の抵抗力)です。目的がしっかりしている子 どもは、その抵抗力も強くなります。 *************************** ●同一性の危機(1) 万引き、自転車盗、薬物濫用、暴走、家庭内暴力、校内暴力、性非行、無断外泊、いじめ を、非行という(会津若松警察書)。子どもは、(自分のしたいこと)と、(現実にしている こと)の間に遊離感を覚えたとき、無意識のうちにも、その距離を、縮めようとする。子 どもの耐性にもよるが、それが一定の限界(個人差は当然ある)を超えたとき、子どもの 自我の同一性は、危機に立たされる。 ●夢・希望・目的(2) 夢・希望・目的は、子どもを伸ばす、三種の神器。これら夢・希望・目的は、(自分のした いこと)と、(現実にしていること)が一致しているとき、あるいは、そこに一体感がある とき、そこから生まれる。「ぼくはサッカー選手になる」「私はケーキ屋さんになる」と。 そしてサッカーの練習をしたり、ケーキを自分で焼いてみたりする。「プロの選手になる」 とか、「パン屋さんになる」とかいう目的は、そこから生まれる。 ●子どもの忍耐力(3) 同一性が危機に立たされると、子どもは、それを修復しようとする。(自分のしたいこと) を、別のものに置きかえたり、(現実にしていること)を、修正しようとしたりする。ある いは「したくないが、がんばってやってみよう」と考えたりする。ここで登場するのが、 忍耐力ということになる。子どもにとって、忍耐力とは、(いやなことをする力)をいう。 この忍耐力は、幼児期までに、ほぼ完成される。 ●同一性の崩壊(4) 同一性を支えきれなくなると、そこで同一性の崩壊が始まる。子ども自身、自分が何をし たいか、わからなくなってしまう。また何をしてよいのか、わからなくなってしまう。「私 は何だ」「私はだれだ」と。「私はどこへ行けばよいのか」「何をすればよいのか」と。それ は「混乱」というような、なまやさしいものではない。まさに「自己の崩壊」とも言うべ きもの。当然、子どもは、目的を見失う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年11月30日 11時52分51秒
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