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テーマ:懐かしのTV番組(6416)
カテゴリ:ドラマ
「この世に果たしてロマンはあるか 人生を彩る愛はあるか」 手塚治虫:原作であまりにも有名な 「ブラックジャック」を松竹が連続ドラマ化。 主役に加山雄三を向かえた作品が 「加山雄三のブラックジャック」なのです。 これは手塚治虫のズバ抜けた独創性と 卓越したドラマ性に心惹かれた脚本家のジェームス三木が 松竹に企画を持ち込んだのが切っ掛けでした。 オープニングはアングラなノリで サイケデリックなダンサーが踊るというもので この衣装を提供したのがコシノジュンコで OPナレーションを担当したのが田中邦衛でした。 しかし作風は原作を大幅にアレンジ。 ブラックジャックは普段、画廊を経営する実業家の 坂東次郎を名乗っており必要な時になるとマントを羽織り 無免許医師ブラックジャックに変身するのだ。 また助手のピノコは意外と大きく小学5年生ぐらいの 女の子という感じであるが「アッチョンブリケ」など 原作のピノコを意識はしており、 原作にも登場するメガネの刑事役に藤岡琢也が出演しているが 執事や弟子と言った助手も登場しており 原作にはない大幅なアレンジがなされている。 これは原作のファンからは拒絶されるのですが ストーリー自体は原作のエピソードを忠実にしています。 特に原作及びドラマでも収録・放送禁止されているのが 第8話の「血が止まらない」で これは血友病を扱った物語で、これはその筋の団体から 差別的表現があったのを指摘されたのが原因と思われる。 またブラックジャックは原作の飄々とした雰囲気はなく 異様に重々しい怖いイメージがありました。 その為ドラマは重厚ではあったものの重すぎる 内容になってしまいました。 エンディングテーマも独特で印象に残る 作品として、その世界観を築きあげました。 にほんブログ村 【21%OFF!】加山雄三のブラック・ジャック DVD-BOX(DVD) (2009年12月4日発売/発売日以降お届け) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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