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2009.10.26
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乱れからくり.jpg


1979年、東宝で制作された推理映画
「乱れからくり」は同名の小説を映画化したものである。

主演は松田優作で共演に篠ひろ子、沖雅也といった
顔触れであった。

「鶴寿堂」社長・馬割鉄馬(岸田森)は会社乗取り工作を
企てている人物の調査を興信所の
勝敏夫(松田優作)へ依頼していた。

「鶴寿堂」の経営は鉄馬の息子・宗児(峰岸徹)と
鉄馬の弟の息子・朋浩(沖雅也)の二人が行っていた。
朋浩と宗児の仲は険悪であった。

ある日「鶴寿堂」の部長・馬割朋浩(沖雅也)が
交通事故に遭って死んだ。

しかし朋浩は他殺されていたと宗児の妹の
香尾里(結城しのぶ)が証言してきた。

勝敏夫は調査するも香尾里は何者かに殺され
また宗児が、からくり人形に仕掛けられた
毒入り注射器で殺されてしまった。

犯人を内部に存在する人物だと推理した
勝敏夫は馬割一族の住む「ねじ屋敷」を調べるが
迷路の入り組んだ邸宅で外部の者はとても自由に歩けない。

その頃、警察は朋浩の妻・真棹(篠ひろ子)を
容疑者としてマークし始めた。

しかし勝敏夫は真棹とねじ屋敷の謎を究明するため
秘密の洞窟に忍び込んだ。

そのとき、二人の前に信じられない結末が
待っていたのだ。

この映画の特徴として「探偵物語」を代表とする
アドリブの帝王・松田優作と
「俺たちは天使だ」で持ち前のアドリブで
作品を盛り上げた、もう1人の帝王・沖雅也の
共演が見もので、この二人が共演するのは
この映画のみである。


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Last updated  2012.05.27 21:59:07
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