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テーマ:アニメあれこれ(26961)
カテゴリ:アニメ
「がんばれタブチくん」は1979年、いしいひさいちの 4コマ漫画をアニメ化したのもである。 この映画はオムニバス形式で構成されており 「1回裏」「2回表」といったサブタイトルになっています。 “タブチくん”とは実在するプロ野球選手、 田淵幸一の事でアニメはかなりディフォルメされ 肥満体で巨漢のキャッチャーとなっている。 送球すれば暴投といった凡ミスの常習犯で 打撃では三振の方が圧倒的に多い上にヒットを打っても 足が遅く1塁でアウトになるという選手であり、 阪神タイガースから西武ライオンズにトレードが切っ掛けで 「トレード」という言葉の一部分でも聞くと 踊りだす病気になるのです。 またタブチにホームランを打たせる為 西武球場には仕掛けがあり 巨大扇風機の設置や相手球団に タブチの打った球を取らせない為、 突然、停電にさせるなど志向が凝らされてました。 タブチは監督のサインに従わない、ささやき戦術を行使する、 相手チームのキャッチャーを脅すなど滅茶苦茶な選手だが 実際の田淵は絶対やらない行為であります。 このタブチくんの声を担当していたのが 西田敏行でありアニメに面白さを 十分引き出してくれました。 他には当時の西武ライオンズの監督:根本陸夫 西武の社長:堤義明を始め 田淵の大学の同級生:安田猛、 野村克也、東尾修、広岡達朗、王貞治、 長嶋茂雄といった野球界の有名選手がアニメ化されており ディフォルメされた彼らを面白可笑しく 表現しております。 ちなみに映画が完成された時に試写会を見た 田淵は激怒して帰り、東尾、安田は 喜んで帰ったというエピソードがありました。 その後、田淵はタブチくんの掲載誌を買って 読んでは爆笑していたそうです。 にほんブログ村 がんばれ!!タブチくん!!(DVD) ◆20%OFF! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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