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テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:アクション映画
1974年に東映で公開された「殺人拳2」は 国際犯罪組織との壮烈な死闘を描くアクション映画である。 一匹狼の殺し屋・剣琢麿(千葉真一)に依頼がきた。 依頼人は国際犯罪に関係している竜虎殿主・太田黒(田中浩)で 相手は警視庁に捕われている太田黒の配下で、 琢麿は警視庁内に潜入し男の声帯を一撃で潰し脱出。 琢麿にはピンボケ(市地洋子)という相棒がおり、 危機を脱出する時は彼女の世話にいつもなっていた。 太田黒は琢麿の出身道場である正武館の館長・政岡が 武術センターの計略を知ったために、 今度は政岡の殺しを琢麿に依頼した。 しかし琢麿はその依頼を拒否した為に太田黒は 配下の刺客たちを使い琢麿を襲い始めたのだ。 その内の1人に前回、絶命させたはずの沖縄空手の達人 志竪原(石橋雅史)が琢麿に復讐すべく 再び琢麿と志竪原の壮絶な死闘を繰り広げた。 だが琢麿は闘いの最中に誤ってビルの屋上から転落してしまい ピンボケの手厚い看護で命だけは奇跡的に助かった。 その頃、太田黒の計略の証拠を掴んだ政岡が、 国際犯罪組織の手にかかって傷つき倒れてしまった。 その事を知った琢麿は竜虎殿に乗り込んだ。 そこには極東マフィアのボスであるコステロが 志堅原を従えて待ち構えていた。 集結された空手使いや筆銃を構えた配下たちが 琢麿を包囲するも、琢麿の鋼鉄のような体には敵わず 形勢が一気に逆転し、琢磨が有利となり ナステロの急所を一撃すると再び志堅原との結着をつけるべく 激しい死闘を続けていった。 この映画に登場する石橋雅史は日本大学在学中に 剛柔流空手道部の主将であり、剛柔流の先輩にあたる 大山倍達から頼まれ大山道場と初期の極真会館で 黒崎健時らと共に師範代を務めた人物であり 共演した千葉真一は極真会館での後輩にあたる。 千葉は「石橋さんとやると安心してアクションシーンができた」と 語っており、その組手スタイルは変幻自在で “円を描く流麗な組手”と称された程でした。 にほんブログ村 殺人拳2 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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