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テーマ:懐かしのTV番組(6430)
カテゴリ:刑事ドラマ
![]() Gメンで最大の人気シリーズとなった 香港カラテシリーズにて、その魅力を最大限に 引っ張り上げたのが草野刑事こと倉田保昭であり そのカラテシリーズ第1回目にレギュラーとして 登場したのが2代目女Gメン・速水涼子こと森マリアである。 草野刑事の初登場は第1話「エアポート捜査線」であり 暴力団担当の捜査四課の刑事でありました。 第2話「散歩する囚人護送車」で事件解決後、 関屋警部補(原田大二郎)らと共にGメンに抜擢された。 その後、第17話「死刑実験室」で教師だった父親を殺した 強盗犯人を時効寸前で自供に追い込み逮捕したが 第201話「Gメン対香港カラテ軍団」では第二次世界大戦中 中国で生き別れた別の日本人の父がおり、 その日本人も育ての親で本当の生みの親は 日本軍に殺された名もない中国人であったが判明した。 ![]() 草野刑事がGメンとして開花したのが “香港カラテシリーズ”であり、香港マフィアと その配下の空手の達人らと奮闘し毎回、 空手アクションを披露していました。 この草野刑事の対戦相手として楊斯(ヤン・スエ)が登場しており 毎回、熱戦を繰り広げては別の事件で復活し Gメンの最大のライバルとなるマフィアでした。 このシリーズはGメンの人気シリーズとして 続編が何度も制作されました。 この適役のヤン・スエはブルース・リー主演の 「燃えよドラゴン」のボロ役で鮮烈な印象を与え 倉田保昭と旧知の仲だったので彼の誘いで出演し 東映スタッフは香港での収録が撮影協力や許諾を含め 困難を予想していたがヤンがいろいろ手配してくれたおかげで 撮影はスムーズに進行しヤンの現地での実力を スタッフは痛感したそうです。 ちなみにGメンの宣伝も兼ねて「クイズダービー」に 倉田とコンビでゲスト出演した際に 司会の大橋巨泉から「隣の人はどなたです?」と紹介を施された倉田は 「彼は香港の殺し屋です」と役柄のまま紹介し ヤンが苦笑いするという遣り取りがありました。 そして草野刑事は第202話「Gメン対香港カラテ軍団PART2」で 中国の難民の為に生きる道を選び香港で 立花警部補(若林豪)に辞意を伝えGメンを去るのである。 ![]() そしてインターポールへ転任となった響圭子(藤田美保子)の 後任として逆にインターポールからGメンに配属されたのが 2代目女性Gメン・速水涼子(森マリア)である。 彼女は英語、ベトナム語、フランス語、スペイン語と 世界各国の言葉が話せる女性Gメンの中では 最も国際感覚あふれる存在でありました。 その反面、射撃は苦手であり草野刑事に指導を受けたり 犬嫌いだった彼女が警察犬の訓練を通して人間的に成長するという 刑事として弱い部分が描かれていました。 しかし第203話「また逢う日まで速水涼子刑事」で 盗まれた自分の拳銃で知り合いの老巡査が殉職し 事件を解決した後に警視庁外事課に戻り再びインターポール本部へ 研修生として戻りGメンを去るのである。 この速水涼子を演じた森マリアは人気番組「8時だよ!全員集合」で キャンディーズと共にマスコットガールとして アイドルグループ「ゴールデンハーフ」の一員としてデビューし 解散後は「ザ★ゴリラ7」「宇宙鉄人キョーダイン」に レギュラーとして登場した後にGメンにレギュラーとして 抜擢されました。 ちなみにゴールデンハーフは全員がハーフの4人組ユニットで メンバーには「お笑いマンガ道場」「笑って笑って60分」に レギュラー出演した元祖バラドルのエバが在籍していました。 ![]() にほんブログ村 ![]() TVサントラ/ミュージックファイルシリーズ/テレビサントラコレクション Gメン’75テーマヒス お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.19 19:43:32
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