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テーマ:特撮について喋ろう♪(4719)
カテゴリ:ゴジラ
1965年に東宝で公開された日本とアメリカの合作映画 「怪獣大戦争」はゴジラシリーズ第6弾であり 監督:本多猪四郎 特技監督:円谷英二による 初の日米合作ゴジラである。 物語は地球連合宇宙局の富士(宝田明)と グレン(ニック・アダムス)はX星でキングギドラの為に 地下生活を強いられているX星人と出会う。 X星人(土屋義男)は癌の特効薬と引き換えに 地球怪獣のゴジラとラドンの力を借りて キングギドラを倒したいと申し出た。 日本の竜神湖に眠るゴジラとラドンを発見し X星人は円盤で2大怪獣をX星人に運んだのだ。 しかしこれらは全てX星人の罠であり 彼らの目的は工作員・波川(水野久美)を使い 地球の植民地化を図りゴジラとラドンを電磁波で操り 世界攻撃を仕掛ける事であった。 この打開策に富士の妹であるハルノ(沢井桂子)の恋人である 鳥井(久保明)が発明したAサイクル光線が 地球連合軍の切り札として考案されたのだ。 この映画に登場するX星人は男性は奇抜な格好で 目に細いサングラスをしており女性は全て同じ顔なのが特徴で 工作員の一人である波川を演じた水野久美は この映画出演にて海外のファンからは 現在でもファンレターが舞い込んでおり X星人の扮装の「水野久美フィギュア」が発売される程、 今でも人気があるのです。 また土屋義男は統制官を演じるにあたり 独特の手振りを伴った「X星語」を考案して芝居に採り入れており この表現は共演のニック・アダムスにも大うけだったそうである。 そしてゴジラは劇中で「おそ松くん」に登場するイヤミの “シェー”をするというゴジラシリーズでは有名なシーンがある。 このアイディアは中島春雄の発案で このアイディアを円谷英二に伝えると円谷は大乗り気で 翌日の撮影にさっそく採り入れている。 映画の宣伝材料にはゴジラに加えて宝田明、ニック・アダムス、 水野久美、沢井桂子らがそろって「シェー」をしている写真も使われた。 また本作品にて円谷英二はゴジラシリーズの 特技監督最後の作品となりました。 以後、ゴジラシリーズには特撮監修として参加しました。 出演したニック・アダムスは日本人スタッフとは積極的に 打ち解け馴染もうとし共演者らにも人気があり、 妻帯者なのに水野久美に「妻とは離婚するから結婚しよう」と迫った。 当時ニックは離婚協議の泥仕合の最中で、この求婚は本気であり 本作撮影終了から帰国後、ニックは離婚している。 そして本作のタイトルに使われたテーマ曲は ゴジラファンの格闘家・佐竹雅昭の入場曲である他、 現在は自衛隊のイメージミュージックとしても定着している。 にほんブログ村 【新品】特撮DVD 怪獣大戦争【10P25jun10】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.06.27 18:36:59
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