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2011.11.06
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カテゴリ:特撮映画
昆虫大戦争.jpg


松竹が放つSFパニック映画「昆虫大戦争」は
1968年に公開され、ベトナム戦争と東西陣営による
核戦争の脅威をテーマにした映画である。

ある日、ベトナムへ向かう途中の米軍の水爆機が
昆虫の大群に襲われ亜南群島近海に墜落。
昆虫採集に来ていた秋山譲治(川津祐介)は
飛行機が墜落する瞬間を目撃した。

グアム島の司令部ではゴードン中佐に
水爆回収の作戦が下され、米軍捜索隊は島の洞窟に
アゴの肉をえぐり取られて死んでいる機長と副操縦士
そして記憶を喪失しているチャーリーを発見。

一方、秋山は軍用時計を拾った事から機長と
副操縦士の殺人容疑を受けてしまい
秋山は昆虫採集の依頼主である東京生物科学研究所の
南雲義人(園井啓介)と近くの島に住む
アナベル(キャシー・ホーラン)に無実の証言を頼んだ。

チャーリーのうわ言から機長たちは洞窟の中で
昆虫の大群に襲われた事を知り
秋山は東京の裁判所に連行される朝、
妻・ゆかり(新藤恵美)に子供が出来たと知らされ脱走、
アナベルの許に逃げ込んだ。

しかしアナベルは細菌戦用の研究をしているX国の一味で
意識を回復したチャーリーを誘拐し
そして猛毒を持った虫を集め米軍の皆殺しを図っていた。

チャーリーは毒虫の犠牲になり狂って街に出た所を
ゴードン中佐に射殺されてしまった。

一方、全てを知った秋山は南雲と落ち合い
南雲は自らの身体を使って毒虫に対する解毒剤を発見した。

しかし昆虫は南雲の口を借りて奇怪な事を喋ったのだ。
「人類が自分の核兵器で滅ぶのは勝手だが、
我々が巻き添えを食うのは御免だ。人間を皆殺しにする」と。

秋山はアナベルの家に急いだ。
しかし大量に繁殖した昆虫の餌食になっていた。

昆虫は次々と人間を攻撃し始めた!
果たして人類は・・・

この映画は公開の二年前の1966年に米軍の核搭載機が
実際にスペインの海に墜落し核爆弾が
行方不明になる事件が起こり、本作は現実味の強いテーマと
昆虫の猛威を絡める事にパニック性を描いている。

また川津祐介が蜂に全身を噛まれるシーンがあるが
これは本物のミツバチに噛ませて撮影したそうです。


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松竹昆虫大戦争





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Last updated  2011.11.06 18:51:03
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