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テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:アクション映画
日本初の1時間連続ドラマとしてスタートした テレビ朝日放送の「特別機動捜査隊」を 東映が映画化第2弾として1963年に公開したのが 「特別機動捜査隊 東京駅に張り込め」である。 ファッションショーの舞台で1人の女が殺され 報を受けた秋山警部補(安部徹) 倉本部長刑事(織本順吉)井上刑事(南廣) 土屋刑事(亀石征一郎) そして小松刑事(千葉真一)の 特別機動捜査隊:秋山班は直ちに急行した。 殺されたのはは新進デザイナーの合原京子(故里やよい) 死因は栄養剤に仕込まれた青酸カリによる中毒死で そのすり替えはショーの前日、夜8時から10時の間、 京子のマンションの一室で行われたと判明。 殺された京子は貪欲に栄光への道を歩み続け その周囲の人物は殺意を抱く者が多かった。 まず、実母のサダ(菅井きん)と 異父妹の花川英子(新井茂子) 幼い京子を残して再婚したサダは第二の夫にも先立たれ 今は合原京子のモードサロンの掃除婦 倉庫の一室で母子2人、寒々と暮らしていた。 英子は事件後、サダの行李から青酸カリを発見 それを洋裁学校の同級生で恋人の竹下 (小川守)に預けていたが分析の結果 毒物としての効果を失っていた事が認められ 当夜のアリバイも証明された。 第二の容疑者デザイナーの矢島晶子(久保菜穂子)は 事件当夜、竹下とスイングという喫茶店で 打ち合せをしていたとの事でシロ。 第三の容疑者は極東化繊の野沢町子(筑波久子) しかし当日は営業部長・坂口(浜田寅彦)と 箱根へ浮気旅行、アリバイは証明された。 四人目は嘗て京子の恋人であった カメラマンの塩田(高英男) だが当夜は情婦・朱実(安城百合子)を引っ張り込んで パーティを開いていた為 秋山班の捜査も空しく事件は振り出しに戻った。 一方、サダから巧みにモードサロンを取上げた晶子は 更に坂口と手を結び、野沢町子を追い出して デザイン教室主任の地位を得た上で 更にパリ出品の栄誉を手に入れたのだ。 その時、晶子の所持品から青酸カリが発見され 盛大なパリ行きの壮行会の真最中で 秋山班は矢島晶子を逮捕した。 スイングの聞き込みから秋山班は再び竹下を連行 証言を覆し続いて朱実の証言で塩田のアリバイも崩れた。 そして、科検からの報告で青酸カリの包み紙に 竹下の現住所が発見された。 時を移さず秋山班の活動が開始された。 果たして犯人は誰なのか? その動機とは・・・ にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 【送料無料】「特別機動捜査隊」物語の検証1961-1977 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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