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テーマ:映画レビュー(894)
カテゴリ:アクション映画
「仮面ライダー」放送終了後、出演オファーが 殺到していた藤岡弘の主演作が 1973年に東宝で公開された「野獣狩り」である。 銀座に巨大なビルを構える米国の飲料メーカー 代理店ポップ・コーラ社長子・子母沢圭介(西本裕介)が “黒の戦線”と名乗る者に誘拐された。 黒の戦線の挑戦を受けた警視庁は大捜査網を引き その中にベテラン刑事の舟木長太郎(伴淳三郎)と 彼の息子・明(藤岡弘)がいた。 黒の戦線から連絡が入り「社長の命と引き替えに 企業秘密である原液の分析データーを マスコミに発表せよ」との要求であった。 そして翌日、黒の戦線は西南デパート屋上から 垂れ幕を吊り下げ、子母沢社長の処刑通知を予告。 そして、その時の大騒ぎを他所に彼らは銃砲店を襲った。 一方、ニューヨーク本社からは企業秘密を守る為 身代金30万ドルを提示してきた。 その頃、明の上司である鬼丸係長(稲葉義男)が コーラビルを巡回中、黒の戦線の手に掛り その身体は有楽町の電話ボックスの中で発見された。 数時間後「八千万円を用意せよ」との要求がきた。 八千万円の入ったカバンを持った明は 彼らの言うままに単身パトカーに乗った。 パトカーに彼らから次々と行き先の指示があり 最後の受け渡し場所は日曜日 歩行者天国で賑わう銀座四丁目だった。 その交差点で待つ明に二人の男が近づき そのカバンを他の仲間に渡すと二人は明を人質に逃走。 そして明を地下鉄の吊り皮に手錠で繋ぐと 身代金を奪ってまんまと逃走してしまった。 一方、黒の戦線の一味であるコーラビル守衛の原口 (菅原一高)は恋人の康子(中村まり子)と共に 鬼丸に顔を知られた為、病院へ潜入して鬼丸殺害を計った。 一刻の猶予も許されない中で 明と犯人グループの最後の戦いの火蓋が切られた! この映画は諸般の事情でDVD化されていなかったが 脚本家の君塚良一が「踊る大捜査線」執筆の時に この映画を参考にしたというエピソードが広まり その後、よみうりテレビや日本映画専門チャンネルで放送。 2011年3月にようやくDVD化されました。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 【25%OFF】[DVD] 野獣狩り お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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