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テーマ:特撮について喋ろう♪(4719)
カテゴリ:特撮
フジテレビ系列で1983年~1987年まで 月曜19:30~20:54に放映されていた 単発テレビドラマ「月曜ドラマランド」は 主に漫画原作の「意地悪ばあさん」や 「どっきり天馬先生」によるドタバタ・コメディと おニャン子クラブのメンバーによる 少女漫画や青年誌漫画が主流となった枠である。 そんな中で東映が企画した特撮重視の作品が 「ゲゲゲの女房」で有名な水木しげるの 有名な代表作「ゲゲゲの鬼太郎」を 実写化したのが今回紹介する作品である。 物語はある日、霊界郵便配達夫(水木しげる)から 妖怪ポストの鬼太郎宛に手紙が届いた。 差出人は関京子(奏暎花)という小学生の 女の子からであり、その内容は 京子が塾からの帰り道に何者かに ハサミで突然襲われたというものであった。 それからも京子の父(石山律雄)の様子が とても変になってしまい、 心配した京子の母(木村有里)と京子は 「きっと妖怪の仕業に違いない、 悪い妖怪をやっつけて下さい」と 鬼太郎(六浦誠)に依頼した。 早速、鬼太郎は目玉親父(声:田の中勇)に相談し 砂かけ婆(由利徹)子なき爺(赤星昇一郎) 一反もめん(声:増岡弘)と共に 京子家へ向かった。 しかし鬼太郎をまちうけていたものは ぬらりひょん(夏樹陽子) 吸血鬼エリート(佐渡稔) おっかむろ(汐路章) あみきり(うえだ峻)おっかむろ(声:西尾徳) 日本強豪の妖怪であった。 その裏では何気にねずみ男(竹中直人)が 暗躍していたのだが・・・ 果たして鬼太郎と悪の妖怪との戦いの結末は? 本作はラストボスとして大物妖怪であった ぬらりひょんの存在や 人間のヒロイン・京子の登場という テレビアニメ3作目以降による要素を 最初に盛り込んだ特撮作品になっている。 また原作に先駆けて砂かけ婆が砂太鼓を使うが 劇中で説明がなく唐突だった為 原作での登場まで詳細は不明だった。 妖怪ぬらりひょんの人間変身時には 美人女優で有名な夏樹陽子を起用し ボンデージ姿の夏樹陽子VS鬼太郎という 奇妙な戦いが前座的に繰り広げられた。 クライマックスにおける霊界での戦いは 東映が製作に関わっている為 宇宙刑事シリーズの様な異世界を想定した 戦闘シーンとなった。 これはアクション監督:金田治 監督:小林義明の素晴らしさに 東映がその意向を再現したと伺える。 本作は長らく市販ソフト化されなかったが 2007年8月3日にDVD化、 22年越しの初ソフト化となった。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 【25%OFF】[DVD] 月曜ドラマランド ゲゲゲの鬼太郎 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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