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テーマ:特撮について喋ろう♪(4483)
カテゴリ:地球防衛組織
ウルトラシリーズ第4弾「帰ってきたウルトラマン」 その中で登場する地球防衛組織がMATである。 MAT(マット)とは「Monster Attack Team」 すなわち「怪獣攻撃部隊」であり 対怪獣戦や怪事件捜査を主任務とする。 国際平和機構の地球防衛庁に属し 本部はニューヨークに置かれ 宇宙ステーションも保有している。 MAT日本支部は東京湾の海底に置かれ 内部には隊員達が勤務する司令室を中心に 隊員達のアパートや病院などの居住区、柔剣道場、 ライドメカの格納庫や整備場が設けられ アローやジャイロの発進ゲートは地上部に設置されている。 そのメンバーは温厚な性格だが任務に対する責任感が強く 規律には厳しい外柔内剛の部下思いの加藤隊長(塚本信夫) チームワークを大切にし自分の独断で物事を判断せず ほかの隊員の意見をバランスよく聞く南隊員(池田駿介) プライドが高く正義感が強い岸田隊員(西田健) 直情型の熱血漢で気分屋の上野隊員(三井恒) 剣道四段の腕前で主に通信を担当する丘隊員(桂木美加) 心優しくナイーブで人類の自由と幸福を脅かす あらゆる敵と戦う決意を胸にした ウルトラマンジャックこと郷秀樹(団次郎) そして加藤隊長が宇宙ステーションに転任し 加藤隊長の上官だった伊吹隊長(根上淳)が ニューヨーク本部から転任してくる。 加藤隊長は激情家で任務遂行時には厳しく ウルトラマンのピンチを何度も救った 凄腕の対朝である。この隊長役交代は ウルトラシリーズ初の出来事だった。 MATは一般市民が町で隊員服を見かけて 活動を察知したり子どもたちが街中で マットビハイクルに群がったり 隊員と直接面識のない人物からも MAT隊員として声を掛けられたりするなど その活動内容はかなりオープンになっている。 しかしその一方で軍内部では組織的に弱い立場で 常にMATの事を快く思わない上層部や世論から 解散の圧力を掛けられる事も度々あった。 略称のMATは英語表記としては意味をなさないが その点について特に注釈はなく こうした略称の使用は以後のウルトラシリーズに登場する 防衛チームに継承されている。 ちなみに新隊長の伊吹竜役としては 東宝特撮映画の常連で知られウルトラマンに出演歴もある 土屋嘉男などが候補に挙がったが 最終的には大映映画を中心に活躍していた ベテランの根上淳に決定した。 大映の二枚目スターとして一般の視聴者にも 知名度の高い根上の起用は 子ども番組として一般のテレビドラマよりは 一段低い扱われ方だった特撮テレビドラマの格を 上げる一つのイベントであり、ウルトラシリーズの存在を 保護者層にもアピールするものだった。 にほんブログ村 にほんブログ村 にほんブログ村 プラキット 1/72 マットアロー1号 ノーマル機 『帰ってきたウルトラマン』より[WAVE]《取り寄せ※暫定》 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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